現在、とてもヒマである。
年度末の納品を終える日に緊急で入院し、病室で残分を作り上げ何とか引き渡したところで緊急手術を受け、現在も入院中のためだ。
さて、病院といえばよく「霊が出る」とかいう話もあるようだ。
たぶん、現在入院している病院もそうなんだろう。
霊感があるかどうか、微妙なところだが、若い頃は視覚と触覚で感じていたように思う。
ちょっと変かな、というものを見たらぞわーっ、とか。
冷たい風が吹いたらぞわーっ、とか。
今思えば単にびびっていただけなのがほとんどだろう。
このごろは耳で感じているかなと思う。
さて、前置きはこれくらい。今の入院先での普通ではない体験を書いてみる。
どれも些細なものだ。
・入ると自動的に電気の点くトイレで、トイレから人の声が聞こえてくるが、入ると真っ暗。
当然、誰も居ない。
・四人部屋だが、夜中に出入りする人数がおかしい。
四人とも揃った状態で消灯。一時間後くらいに誰か一人がトイレに行く。しかし、五分後、十分後と帰って来る人が複数居る。
・やはり消灯後、四人とも居る状態で、ヒールを履いた足音が入ってくる。
入ってきて部屋の中央で止まり、それっきり。看護師はヒールでは無い。
・看護師は1時間に1度見巡回して来る事になっている。
ある夜、巡回が来ない。しかし、廊下を小さいうなり声のようなものが通過していった以降は巡回が来るようになった。
もしかしたらこれは特定の日に何かあり、それを病院側も知っていて避けているのかもしれない。
まあ、こんなようなのはよくあることなのだろう。
次回はとても動揺したお話を書いてみる。