最近の材料の偽装とされる(誤表示だと言い張るところもあるので・・)一連の事件。
過去、ミートホープや雪印食品により偽装が行われたことがあった。
これら食品は、なんと申し開きをしようとも、自給している訳でもなければインプットとアウトプットを確認すればわかるはずだ。つまり、「入荷元とその内訳」「出荷先とその内訳」である。
芝エビを入荷していないのにアウトプットである料理に芝エビが出てくるとすれば、不自然と言わざるを得ない。なら、別のエビを入荷していないか。それがどのように使われていくのか。その流れを確認していくと、芝エビがどこで発生(!)しているのか分かるだろう。
たとえ内部だけの伝票をごまかしたとしても、取引先の伝票、その先、を確認していけば見つかるものだ。つまりは、ある期間(時間内)のカネとモノと、情報の流れを追えば、ヒトの不正は暴ける可能性がある、とも言えるのではないか。
そのように、目先の資料だけではなく、その資料の根拠をきっちりと追いかけて確認するのが監査である。目の前の資料だけを見るのはただの確認に過ぎない。
脱線事故等で「レール検査データ改ざん」が発覚したJR北海道の件もそう。本社と現場の数値があっていないなど、監査を実施すれば通常簡単に明らかになる。
国土交通省などの外部監査が入らないと発覚しないというのは
・内部監査をするだけの社風や土壌がない。(隠ぺい体質を含む)
・内部監査業務を遂行できる監査官がいない。
のいずれかかか、その両方ではないだろうか。
過去、ミートホープや雪印食品により偽装が行われたことがあった。
これら食品は、なんと申し開きをしようとも、自給している訳でもなければインプットとアウトプットを確認すればわかるはずだ。つまり、「入荷元とその内訳」「出荷先とその内訳」である。
芝エビを入荷していないのにアウトプットである料理に芝エビが出てくるとすれば、不自然と言わざるを得ない。なら、別のエビを入荷していないか。それがどのように使われていくのか。その流れを確認していくと、芝エビがどこで発生(!)しているのか分かるだろう。
たとえ内部だけの伝票をごまかしたとしても、取引先の伝票、その先、を確認していけば見つかるものだ。つまりは、ある期間(時間内)のカネとモノと、情報の流れを追えば、ヒトの不正は暴ける可能性がある、とも言えるのではないか。
そのように、目先の資料だけではなく、その資料の根拠をきっちりと追いかけて確認するのが監査である。目の前の資料だけを見るのはただの確認に過ぎない。
脱線事故等で「レール検査データ改ざん」が発覚したJR北海道の件もそう。本社と現場の数値があっていないなど、監査を実施すれば通常簡単に明らかになる。
国土交通省などの外部監査が入らないと発覚しないというのは
・内部監査をするだけの社風や土壌がない。(隠ぺい体質を含む)
・内部監査業務を遂行できる監査官がいない。
のいずれかかか、その両方ではないだろうか。