たまたまであるが、顧客の作成したVBAの保守が入ってきた。見るとVBAではなくワークシート関数を駆使して複雑な計算をさせているものであった。

2000年問題というのが、2000年になる3~4年くらい前から話題になった。内部的に西暦年号を2桁しか確保していないプログラムでは誤動作を起こす、というもの。実際、年金関係で赤子に支給の通知が行ったりしたケースもあったらしい。私自身もタクシーのレシートが1900年になっているのを見た。写真に撮ったので探せばあるだろう。
2000年問題を解消する際に、「プログラム上の怪しいところを探すツール」と「並行稼働させ結果を比較する手法」を提案した。それが最も効率がよい、と考えたからだ。若造の戯言に、大手ベンダーの部長も理解を示してくれた。
ちなみに、「プログラム上の怪しいところを探すツール」は、対象がCOBOLだったので、COBOLのコンパイルリストを読み込んで怪しいところに色を塗る、VBAのプログラムだった。

さて、話がそれたが、今回の案件では「並行稼働させ新旧の結果を比較する手法」を採る事にした。それが検証がラクだから。

で、そうなってくるとXMLの読み書きをせざるをえない(という状況に自分を追い込んだ)。

過去、XMLの読み込みを解説したが、まもなく書き出しを特集できそうである。




って、ニーズはないかも・・・。