電池に関してよく分からないことがある。専門家でも詳しいわけでもないが、実体験からと、その先は推測というか、妄想かもしれないが・・。

一つ目は前にも書いたかもしれないが、直列で接続した際の電池の消耗。電池は一度に取り替える、ということが推奨されているが、音楽用キーボードに直列で電池を入れていて、電池が弱ってきたから入れ替えをしようとしたとき。どのくらい消耗しているのかとテスターで測定すると、「あれ、ほぼ1.5Vあるぞ?」という結果であった。新品の乾電池は1.6V超とか1.7V近くあるので、1.5弱だと駄目なのかな?とすべて計ってみると、1本だけ1V未満にまで消耗した電池があった。確か一番プラス極側の電池だったように思う。
こういうケースは希なのだろうか?確かテレビ等のリモコンでも同様の状態になった。きちんと把握できていないが、直列の本数が増えるほどその傾向があるようだ。

もしかすると、直列の本数が増えるほど電池には負荷がかかるのではないのかな?ということ。1.5Vの電池を仮に100本つないで150V、としたとして、そんな電圧にそれぞれの電池が耐えられるのか?ということである。いったいどのくらいの本数まで耐えるのか?耐えられないからどこかで負荷がかかってそういう事象がおきているのではないか?とか思っている。


二つ目は液漏れ。確かにいろいろな機器で液漏れは経験がある。しかし、例外なのか、昔使っていたアマチュア無線機の小型トランシーバー(ミズホ通信製 今では会社法人ではなく個人事業になっているそうだ)にはNational(今はPanasonicか)の黒いマンガン電池をかなり長い期間入れたままだが液漏れは発生していない。それどころか、ちゃんと電源が入る。
そんな古いもの、ウソだろ?勘違いだろ?と思うかもしれないが、電池の底面を見ると 91-07 とか 91-09 と刻印されている。確か製造年月だったはずなので20年前の乾電池が現役で使えている、ということだ。

どうも、液漏れは通電しっぱなしの機器、たとえばリモコン類などでは発生するが、きっちりと電源をOFFできる機器では発生しないのではないか?となんとなく感じているが、どうなのだろう?



まだまだ電気の世界も和からないことが多いのかもしれない。って、自分の無知を棚に上げてみる。