Accessを上手に使おう、ということでおおまかな方向性を2つ記載した。
その1
その2
しかし、「どうしてそんなことを?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
体験している人なら分かるが、そうでない人にも理解、納得してもらうようでなければ、ここに書いた考え方は普及しないだろうと思いますので理由を書いておこうと思います。
処理を移行する際に限った話ではないですが、現在の処理がどのようになっているのかを理解しやすい状態になっていると、保守・メンテナンス、修正、引き継ぎなどを行う上での作業効率がよいです。しかしながら現在のAccess(に限った話ではないですが)の機能をなんとなく利用していると、「現在の処理がどのようになっているのか」を把握するのに時間がかかるうえ、見落としなどが発生することがよくあります。手間がかかるほどミスが増えるのは必然です。
例えば
>・データベースに関して
> 対象:テーブル、クエリ
>
と書いています。
選択系クエリに似たものとしてビューというものが一般的なDBMSにはあります。しかし更新をサポートするものはないわけではないようですが、あまり聞かないうえ実務で使っているのも見ません。
SQL文をベタ書きするにせよ、パラメータを渡して組み立てるにせよ、ソースコード内や外部のテキストファイルを「検索」すればSQL文が洗い出せます。しかし、クエリの中にあるといちいち開いてみなければならない、という手間がかかります。
中には上手にクエリを整理してる場合もありますが、多くの場合、いい加減な命名やいい加減な安全策しか採られていないのが現実です。
データが変更(作成、更新、削除)される契機はどこなのか、ということを把握するのは非常に重要なことなのです。それが読み取りにくい、分かりにくい、というようでは個人でずっとお守りをしていくなら別ですが、引き継いでいけるシステムにはならないでしょう。
余談かもしれませんが、システムはブラックボックスであるとよく言われています。しかし、それはブラックボックスにしたからブラックボックスになっただけで、今はきらいな表現ですが「見える化」ということを推進されています。上場企業では内部統制の一環として基幹のシステムがブラックボックスではいけないようにもなっています。
別に基幹のシステムじゃなくても分かりやすくすれば、保守、引き継ぎ等はうんとラクになるはずなのです。これはAccessを捨て去るか否か、といった以前の問題なのです。
是非とも保守、運用の面に重点を置いてほしいと思います。
その1
その2
しかし、「どうしてそんなことを?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
体験している人なら分かるが、そうでない人にも理解、納得してもらうようでなければ、ここに書いた考え方は普及しないだろうと思いますので理由を書いておこうと思います。
処理を移行する際に限った話ではないですが、現在の処理がどのようになっているのかを理解しやすい状態になっていると、保守・メンテナンス、修正、引き継ぎなどを行う上での作業効率がよいです。しかしながら現在のAccess(に限った話ではないですが)の機能をなんとなく利用していると、「現在の処理がどのようになっているのか」を把握するのに時間がかかるうえ、見落としなどが発生することがよくあります。手間がかかるほどミスが増えるのは必然です。
例えば
>・データベースに関して
> 対象:テーブル、クエリ
>
と書いています。
選択系クエリに似たものとしてビューというものが一般的なDBMSにはあります。しかし更新をサポートするものはないわけではないようですが、あまり聞かないうえ実務で使っているのも見ません。
SQL文をベタ書きするにせよ、パラメータを渡して組み立てるにせよ、ソースコード内や外部のテキストファイルを「検索」すればSQL文が洗い出せます。しかし、クエリの中にあるといちいち開いてみなければならない、という手間がかかります。
中には上手にクエリを整理してる場合もありますが、多くの場合、いい加減な命名やいい加減な安全策しか採られていないのが現実です。
データが変更(作成、更新、削除)される契機はどこなのか、ということを把握するのは非常に重要なことなのです。それが読み取りにくい、分かりにくい、というようでは個人でずっとお守りをしていくなら別ですが、引き継いでいけるシステムにはならないでしょう。
余談かもしれませんが、システムはブラックボックスであるとよく言われています。しかし、それはブラックボックスにしたからブラックボックスになっただけで、今はきらいな表現ですが「見える化」ということを推進されています。上場企業では内部統制の一環として基幹のシステムがブラックボックスではいけないようにもなっています。
別に基幹のシステムじゃなくても分かりやすくすれば、保守、引き継ぎ等はうんとラクになるはずなのです。これはAccessを捨て去るか否か、といった以前の問題なのです。
是非とも保守、運用の面に重点を置いてほしいと思います。