先日一度感想をアップした「プロフェッショナルマネージャー」について。

例えば資格試験であるPMPや情報処理試験のプロジェクトマネージャーの受験参考書になるか、といえばならないだろう。この書籍は技法を書いているものではないからだ。ただし、中身のあるマネジメントを実施したい方には有用だろうと思う。

読みながら
・大企業病はなぜ起こるのか
・大手企業のコストパフォーマンスはなぜ悪いのか
といったことの答えに気付かされたように思う。

また、経営っていうものがおぼろげかもしれないが見えてきた。この書籍での最大の収穫ではないかと思う。
この本を通して、経営学という学問に興味が湧いた。そうすることで著者の言いたいことがより理解できるように思う。

本に書いてあるとおりでいいかというと、そうではない。行動する、考える、といったごく基本的なことが重要である。
自分に足りないところも前々から分かっているつもりだったが、この本を読んでも「やはりここか」と再認識してしまっている。




プロフェッショナルマネジャー/ハロルド・ジェニーン

¥1,400
Amazon.co.jp