以前の記事で

> せいぜい「Staticなものを作ったから利用して」という用途くらいにしか利用できない


と書いた。また、


> 標準モジュールでラップするという手を使えば外部からもコントロールできるはずなので、関数名を長ったらしくして「それ」と分かるようにする等の手で実現は可能だろう。

> しかし、もう少しいいやり方がないかな、と模索してみたい。アレを試そうか、というのは、あるので、試したらまた書くかも知れない。


とも書いた。

データベースアクセス用のクラスは、Staticでは1セッションしか使えず、同時にSQL Server と MDB へのアクセスをしたいとか、読んだレコードを一件ずつチェックし、他のテーブルへ書き込むとか、セッションが複数になるとフレームワークを活用できないので、気に入らなかった。
かといって標準モジュールに頼るのも、というので放置状態であった。

しかし、ふと、「結局、クラスで独立しているのはデータで、処理は使い回しが効くのでは?」と思いついた。あまりいいやり方ではないが、今までクラス内で持っていたデータを引数にしてしまえば、VBAの制約事項から解放されるかもしれない。

早速、実験をしていみた。



結果。なんと成功!

使い方に少しクセがあるが、これでmdeでも使い回しの効くものを作成可能になる。早速自分用ツールに組み込んで使ってみるが、現状問題は出ていない。
これができるなら俄然やる気が出てくる。ちょっと前倒しでやってみようと思う。