XMLの技術は1990年代の終わりごろから注目していた。なかなか実現されないな、とか思っていたらブログはXMLだそうで、ああ、そうか、と腑に落ちたことがあった。それがブログを始めるきっかけだったかなと思う。

XMLは柔軟で、DTDによりタグの意味付けが可能である。これにより、財務報告用のXBRLがあったりと、業界でデータ交換するのに有効な定義ができてきている。必ずしもXMLでなくてもよい。Web系の言語であれば、もっとデータ量をコンパクトにできるJSONを使ったりする例もある。
データの利活用をするには、少なくともカラム位置などに依存した形式ではない方がよい。


さてさて。

ITのフリーエンジニアをしていると、業務経歴書を書くことがよくある。それも、「その会社の指定形式で」ということがかなりある。
正直言って、面倒極まりない。ITなのに、なんでフォーマット変換は手作業なんだ?と思う。

そこで、だ。ITの業務経歴書用のDTDを作ってみようか、と考えている。
項目はまずは一般的なところから攻めるとしよう。どうせITの業務経歴書なんて、今のところ定性的な羅列がまかり通っているので、まずはそこから。先々は何らかの基準で、ある程度定量的な情報は記述できるようにするとしよう。

DTDを定め、データの入力、取り出しのアプリをExcelなんかで3つづつくらい用意しておけばいいかな。DTDがあっても、データを入出力するものがなければ利用はなかなか進まない。もしかするとこのDTDへのアクセスするためのDLLを用意するとか、Javaのクラスを用意するとか、しておいた方がいいかも。

ということで、これも空いた時間でパッチワーク的に作成していこうと思う。