事業を継続していることが社会や顧客にとって重要、とか、企業は継続しなければならない、とか、そういう意味で学んだ言葉である。
最近、この言葉に疑問を抱いている。「経営者の言い訳」ではないかと。

「情報の非対称性」という言葉を知って、益々上記の言葉に疑念を持った。情報の非対称性とは経済用語で、例えば産地偽装しているメーカーと消費者の関係。お互い同じ情報を持っていれば「対象」だろうけれど、同じだけの情報を持っていないので「非対称」となる。(と言う説明で良いと思うが、各省はない)

人には寿命というものがある。これは今の科学や医学ではあがなえないことのようである。企業には生命としての寿命はないが、ここ20年くらいでも淘汰された老舗も少なくはない。一般に「その時代に合わせて変革していく」なら生きながらえるように思う。

必要とされない人間は死んでいい、などというつもりはまったくない。しかし、価値を失った企業はゴーイングコンサーンなどといわず、淘汰された方がいいだろう。