Linuxは一部有償のものを除いて無償で利用することができる。一方、Windowsは有償で提供されている。それなのに「Windowsの方が安い」という話を聞いたり広告で見ることがある。

確かに、初期費用だけみればWindowsは不利だ。が、運用保守費用を考えればLinuxの優位性は薄れる。知る限り、Linuxの運用保守費は高いのだ。Linuxの専門知識を持ち、保守できる人材がまだまだ少ないからだろう。

ベンダーさんに頼る限り、どうしても費用がかさんでしまう。

で、安く上げるためにはどうするかというと、自前である程度見られるようにするのがいい。

人材面では自分で覚えるもよし、社員に学ばせるもよし。ただし、情報システムを専門にやっていたり、ある程度ITに強くないと任された人がかわいそうだ。

ハードウェア的には、ある程度のマシンパワーが必要であるものの、別途PCを用意しなくてもVMWareなどを使えば構築できる。

Linuxは難しいか?全くの素人だと辛いが、ある程度ITリテラシーがあれば何とかなる。そのときに必要なモノは「よい書籍」である。

Fedora Core 5で作るネットワークサーバ構築ガイド (Network Server Construction Guide Series )/サーバ構築研究会

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これの「RedHat Linux 8」版を持っているが、編著者も同じ、デザインもタイトルも似ており、目次も似ているので内容的に扱っているところはほぼ同じだろう。

FrdoraCore とあるが、CentOSでも概ね同じである。心配ならFedoraCoreでやってみるとよいだろう。


なんだかLinux系ブログになるつつあるな・・。