
ビールは琥珀色と白雲色を見るのもひとつかもしれませんね。冷えたクリアなグラスで、と言いたいところですが、陶器、それも備前焼を使っています。モノには殆どこだわらないのですが、これだけはこだわっています。
缶でそのまま飲むのと比べると、大げさな表現なしに「同じビールか?」と感じるほど味が違いました。それ以来、手放せなくなっています。
350mlの缶から2杯分、500ml缶からなら3杯分が注げるくらいの小容量ですが、ビールは小さいグラスでぬるくならないうちに飲む、ってのが粋だってのは池波正太郎氏の言葉。そういう粋を感じられるサイズでもあります。
男の作法 (新潮文庫)/池波 正太郎

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