現在、Javaの解析と修正に携わっている。これがもの凄く綺麗に「アスペクト指向」で書かれている。それをつい昨日まで「Seasar」だと思いこんでいた・・。マヌケである。それだけ知識がなかったのだ。言い訳になるだろうが、そこまでJavaの言語仕様が変わる(というより追加になっている)はずがない、という固定概念があったのだ。そう、ActionScriptというFlashやFlexの言語仕様ががらっと変わっているにもかかわらず、である。

 

さて、そのアスペクト指向であるが、これに精通しているエンジンアはどのくらい居るのだろうか?

オブジェクト指向は20年くらい前から雑誌でいろいろと取り上げられてはいたが、10年前でもまだまだ技術者は少なかった。当時はまだJavaがサーバーサイドで使われるケースも少なく、C++がオブジェクト指向の代表格であった。本格的にJava が普及してようやくオブジェクト指向が根付いてきた感がある。そのくらい時間がかかっているのだ。

アスペクト指向も、オブジェクト指向ほどではないにせよパラダイムシフトである。これが普及するにはあと5年くらいは時間がかかるだろう。そう考えても「まだまだアスペクト指向を使えるエンジニアは数少ない」だろう。

 

せっかくだからアスペクト指向も覚えてやろうと思う。