新人の頃、コンピュータの書籍を見ていて「?」と思ったことがある。「プログラム内臓」という表記がされていたのだ。意味的には「内蔵」のはずである。しかし、「この業界ではコンピュータ内の装置をそれぞれ臓器と見立てて、という表現をしているのだろうか?」と真剣に悩んだことがある。それほど同様の間違い、むしろ正しい方が少数派だった。

 

さて、昨今気になるのは「メモリのかいほう」だ。介抱、快方、開法、解法、開放、解放、海宝・・。まあ、だいたい二種類に集約される。開放と解放だ。どちらも見かけるが、「開け放つ」と「解き放つ」はそれぞれ英語にすると、open と release で、明らかに後者である。

 

特にHPやブログは初学者、場合によっては外国人が見ていることがある。私のブログで約3%くらいが海外からのアクセスである。そういう人が混乱しないためにも、コミュニケーションの手段としての言葉、特にちょっとした漢字のミスは極力ないように心がけたいものだ。

ほとんど自戒の念であるが・・。

 

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そんなこと書きながら間違ってましたので訂正しました。指摘して下さった方、ありがとうございます。