巷では Flash や Flex, はたまた Air の対抗か、と言われている Silverlight を触り始めた。

開発環境は無料のものを利用した。

 入手先: http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/


 上記ページの Microsoft Visual Web Developer 2008 Express Edition の下にある、

  Webインストール(ダウンロード)  にアクセスしてダウンロードし、ダウンロード後に 実行
  SilverLight Tools のダウンロード  にてダウンロードボタンを押し、ダウンロード後に 実行

 でよい。再起動が要る場合もあるので、他の作業は止めておいた方が無難だ。


Silverlight は Web上で Visual Basic のようなインターフェースを作成できる(とりあえず、こういう表現にしておこう)ものだ。画面側をXAML(必ずしもXAMLである必要はないらしい)というXMLベースの言語、処理側は C# や VB.net が利用できる。


サーバーサイドの処理ではなく、クライアントに動的に処理が読み込まれ、ブラウザ上で稼働する。このあたり、Flash や Java Applet と同様である。よって、実行には Microsoft .net Framework が必須となる。上記でインストールすると、.net Framework の 3.5 も併せてインストールされた。


ただ、サポートしているブラウザが Internet Explorer, Firefox, Safari のみである。また、Windows / Mac のどちらでも閲覧はできるそうで、Linux に関しても対応を進めているそうだ。

個人的には是非とも Opera 対応して欲しいと願っている。Operaでもフォームを見ることができることもあるが、TextBoxに入力ができない、などの状態だ。

 

少し触った限りでは、比較対象が古くて申し訳ないが Flash 5 よりうんと使いやすいようだ。また、特にXAMLは資料が少なく、特に初学者がつまずく事象がなかなか見つからないようである。私自身、少しのことでも「あれ?なんで?」となってしまう。そこは Microsoft Expression というツールを購入すれば解決するのかもしれないが、金欠でお金を掛けられないとか、ちょっといじってみようという方にすれば敬遠したくなる金額かもしれない。私のつまったところや参照したものを公開し、他の人の役に立てられればと思う。