検索エンジンの百度をご存じだろうか?
「ひゃくど」「ひゃくしき」ではない。「バイドゥ」という、中国ではYahooやGoogleよりもメジャーな検索エンジンである。
http://www.baidu.jp/


ちょっとこだわると、北京語といわれる中国の普通語(まあ、日本では賛否両論あるでしょうが、標準語といわれるようなものだと思ってください)では濁る音がない。よって「バイドゥ」ではなく「パイトゥ」と表記の方がいいのではないかと思う。ちなみに pa も ba も同じ「パ」の発音だが、前者は有気音、後者は無気音である。tu と du も同じ関係である。

話が逸れた。このエンジン「天安門事件など排除している?」と思ったら、少なくとも日本向けではそういうことはなかった。では baidu.com では?天安門事件で調べた限りでは、中国語で書かれた1989年のモノは結構削除されてしまっているが、1976年のものはある。まあ、これは「全く引っかかってこない」訳ではない。次に、英語読み(発音記号のようなモノ、ピンインという)の tienanmen 1989 で調べると、おお、あるある。
Googleの中国版 谷歌 ではひっかからなかったという話が過去にあったが、それはもう今は昔なのだろうか?

まあ、認知度や利用者が低いけれどそういうフェアな検索エンジンでならということで、私も時々使っている。それにはこのブログが VBA というキーワードだけでも100件ちょっとの位置にある、ということもある。Googleでは以前100件以内にランクインしていたのだが、VBAというキーワードが多すぎてスパムと認識されたのかもしれない。

参考まで、このブログに到達する人で百度経由の人は皆無である・・。