何度か経験したことであるが、問題が起こった際に責任を転嫁しようとする輩は必ず居る。
人間の性、などとかたづけられることも多いが、そうではない。やはり人間性は出る。そこで他人に責任を転嫁してその場を凌いでも、結局の所は自分から逃げているだけである。

これを経験すると、「ああ、人間ってやっぱり自分が可愛いんだな」と感じることはよくある。エンジニアに限らず、顧客でさえもだ。
ただ、本人たちも「その場しのぎであること」は分かった上で話をしているのは分かるのだ。

何度か見ているが、私の人徳のなさかも、と思うことはある。そのときは責任は全部かぶってやることにしている。どうせ下らない言い訳を聞かされるだけで、時間がもったいないからだ。
しかし、自分の責任から一時的に逃げて、仕事に対して、部分的にでも「これは俺が責任を持つ」といえないヤツは、正直使い物になった試しがない。

これもひとつのIT業界の無責任なところだ。情けないけれど。