VBAに限ったことではないが、ソースコード内にSQL文をベタ書きしているケースを見かけるが、テーブルの項目やテーブル名の変更があった場合、ものすごく手間が掛かる。
レコードセットの何番目、などということを指定しているケースなんかもあるが、テーブルが変更になった場合、影響を調べるだけでも一苦労である。

少しでもそのリスクを減らすため、テーブルの項目名をコード内で定義し、その項目を使うことをお勧めしたい。
私がよくやるのは、テーブル/ビューごとに項目名を取得するクラスを作ることだ。ただ、これは手作業で作るのはあまりに手間がかかる。テーブル定義書から自動生成できるVBAを作ればよいのだ。
これ、そのうちにツールとしてダウンロードできるようにするつもりである。

実際にあったことだが、エンジニアが勝手にテーブル項目名を変更してしまったことがある。上記のクラスを作っておいたおかげで、エラーが出た際に「項目名がなくなっているのでは?」とすぐに推測することができた。

他のいい方法、もっといい方法もあるかもしれないが、この方法は推奨する。