先日導入したNAS がどうも不調である。バッファローの LS-W1.0TGL/R1である。


電源ランプが早い点滅をしたまま、マニュアルによるとそれはつまり起動中のままとなり、PCから認識できないのだ。コンセントをしばらく抜いてから再度入れ、接続すると2回に1回程度の頻度で繋がる。が、しばらくしたらまた繋がらなくなってしまう。困ったモノである。


調べると、早い点滅をしたままの時は故障、であることが濃厚であった。修理に出そうと購入店へ持ち込んだが、バックアップを取ってからの方が、とのことで、家に引き返した。


NASを開けてみると、ん?なんだ?このコネクタは?そう、私はIDEの時代ならよく触っていたが、シリアルATAに対峙するのは初めてだったのだ。当然、家にもケーブルがない。手持ちのWindowsマシンにはたまたまATAのインターフェースがあったので、ケーブルを購入し、接続。


が、BIOSレベルでは認識しているものの、全く読めない。訳が分からずその日は終了。仕事場のPCならATA2にも対応しているのでそちらで試すことにする。



翌日、仕事場のPCに接続。やはり認識できない。が、WindowsXPの[マイコンピュータ]-[管理]の 記憶域-ディスクの管理、では認識できている。あ!そうか、NASってだいたいSambaとか使ってるんだった。ならLinuxなのでWindowsから直接は読めねえなあ。


そこで、WindowsからLinuxのファイルフォーマットを読めるツールをダウンロード。あれ?なんで?よくよく調べるとファイルフォーマットが「XFS」とかいうもので、Windowsからは直接は読めないらしい(ここは調査が甘いかもしれない)。なんてこった!


そこで、VMWareにDebianを突っ込んで読んでやろう!とあらかじめインストールしていたVMWareにDebianをインストール!無事OSは稼働した。が、そもそもホストOS配下で認識していないHDDを、ゲストOSからどうやって見るんだ?と至極当然の解に気がついて呆然・・。



ということで、NASのご機嫌を伺いながらバックアップを取ろうという結論に至った。


NASは故障すると大変なのである。