軽視されがちかもしれないが、大量のデータを扱う、色を塗る、書式を変える、などを行うなら高性能のPCの方がいい。


最近は極端にバランスの悪いPCは見かけない(知らないだけ?)ので、新規に購入する場合は

・メモリの量

・CPUの処理速度

を確認しよう。


メモリの量は、Windows 2000/XP で、Excel2003以前でも少なくとも512Mは欲しい。データ量が多いなら1Gあってもいいだろう。Vista/Excel2007は未調査である。

CPUはIntelならCoreDuoなど、1プロセッサだが複数プロセッサあるかのようなタイプの方がいい。Excelの処理で他の処理ができない、というのも困るだろう。


実際に使い出してからは

・タスクマネージャーでリソースの確認

を行ってみよう。


常駐プログラムはリソースをバカ食いしていることがよくある。私の経験上ではGoogle Desktopやgooアラートなど。常駐を解除するとすいすい動き出す、ということも珍しいことではない。

どうしてもリソースが足りないならメモリを足すのがいいが、一時的な逃げ道としてスワップ領域を増やすのもいい。


一般的には「そんな面倒くさいこと、やってられん」だろう。少しの手間でパフォーマンスは調整すれば向上することもよくあるのだ。こういうことをベンダーに対処を依頼すると数万~数十万の費用を請求されかねない。ならば防衛策として、やはりはじめから高性能PCを入れておくのが無難、ではないだろうか。