Office 2000/XP には Developer Edition がある。これにはExcel VBAのソースコードを管理できる Visual Souce Safe (以下、VSS)が付属している。









Visual Studio なんかのソースコードはテキストであろう。が、Excel VBAはソースコード自体がExcelオブジェクトの内部に含まれているのでそのままVSSに突っ込むわけにはいかず、アドインを利用してソースコードの授受を行う。









ところが、Office 2003以降はDeveloper Editionの提供がなくなり、Visual Studio Tools for Office(以下、VSTO)になった。確かにそのメリットはあるし、マイクロソフト自体も「補完的な関係」と謳っていた覚えがある。






調べた限り、VSTOにはVBAのソースコードをVSSで管理するアドインはないようである。マイクロソフトに問い合わせたものの返答は得られなかった・・。






もしそうだとすると、VBAソースコード管理がVSSではできなくなったことになる。VSSを使うことにより共通モジュールのブラッシュアップなどもできていたのだが、少なくともチーム開発では使えなくなる。









仕方がないので、アドインを作ってみようかなとも考えている。別にターゲットはVSSでなくても、CVSや、外部DBへの連携でもよいかな、と思う。ニーズは・・ほとんどないだろうなぁ。教育用には使えるのかもしれない。