他の言語に触れることでVBAのコーディングの幅が広がった経験がある。




Javaは開発者が抜け、仕方なくメンテナンスをすることとなり覚えた。それまでオブジェクト指向の言語はロクに理解せず使っていたが、Javaで開眼した、といってもよいかもしれない。


この経験から「クラスモジュール」の使い方をマスターした。今ではクラスモジュールを使うことでコードをかなり簡潔に書けるようになった。もうクラスモジュールを使わないコーディングなんて考えたくもない。




更に、Javaをメンテナンスしている際には使わなかったが、Javaにはデザインパターンというものがある。これは当初「VBAはオブジェクト指向でないから適応できないだろう」と思っていたが、クラスモジュールを使っていて「もしかして使える?」とイテレータというパターンを試したところ、うまくいった。




ただ、失敗したこともある。




VBAにはSet/Get/Let Property というものがある。これをよく理解していなかったので使ったことが無かったところに Java でよく使われる Getter/Setter というものを学んだ。なるほど!と使ったはいいけれど、後々調べると、Set/Get/Let Property を使った方がよほどシンプルであった。