前の記事において、増税後の円安傾向について述べました。
以前の増税の際に買いポジションを持っていれば、どの程度の利益がとれるのでしょうか。
現在のドル円のレートを1ドル100円だとします。
基本的にFXでは1万通貨(ここでは1万ドル)単位で取引するため、10,000ドルを買うためには1,000,000円の証拠金が必要となります。
これはレバレッジが1倍の場合で、日本の証券会社の口座では25倍のレバレッジで40,000円、
海外の500倍のレバレッジだと2,000円の証拠金が必要となります。
例えば1989年の消費税導入の際、
20,000円の証拠金で海外口座でドル円を10万通貨買っていた場合、1年後に25円ほど円安になっています。これは単純計算で250万の利益です。
同様に1997年の増税の場合、1年で10円ほど円安になっているため、10万ドルを買っていた場合は100万円の利益です。
20,000円の証拠金が1年寝かすだけでこれほど増えるわけです。
実際の取引で注意する点はたくさんありますので、全部当ブログで説明します。
結局何が言いたいのかというと、
中長期的に見たら増税は大チャンスだからドル円を買う準備をしときましょう!!!
ってことです。
増税のありがたみが、皆さんに伝わりましたでしょうか?