コンサルティング・ツール (1) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

コンサルティング・ツール (1)

もりぞーです。

市民農園を借りて農作業をはじめたのが3月はじめごろ。

畝作りから種まきまで、ススーッと作業できるかなーと思ったら、ぜんぜんそんなことはありません。

作業しようと思ったら天気が悪かったり、意外と重労働だったりして、計画から大幅に遅れています。

とはいえ、なんとか、ピーマンとキュウリの種まきは終わりました。一部は苗植えにしたのですが。来週はジャガイモを植える予定です。これからは作業ノートをつけてがんばっていきたいなーと思います。

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今週は、「コンサルティング・ツール」をテーマにします。

各自、コンサルティングに使えるツールを3種紹介していきます。

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(もりぞー)

コンサルティング・ツールといえば、ブレインストーミングやSWOT分析などが有名ですね。

まずはじめにこれらの代表的なツールを説明すると言いのでしょうが、わたしとしては、それほど馴染みのあるツールではありません。

そこで、わたしが普段使っているツールを紹介したいと思います。

(1)親和図法

親和図法は、新QC7つ道具の一つで、様々な意見やアイデアをグルーピングして、視覚的に分析がしやすいように整理する手法です。

一つのテーマに対して、意見やアイデアが多数ある場合や、意見やアイデアを集約して構造化する前段階に利用できます。

具体的な手順としては、以下の通り。

①テーマについて、意見やアイデアをそれぞれ1枚の付箋紙に記入する。
②関係のありそうな内容の付箋紙をグルーピングし、タイトルをつける。
③同様にグルーピング間で大きなグルーピングをつくり、タイトルをつける。
④タイトルを章立てし、文書化する。

この用途に使えるパソコンのソフトとしては、ジャストシステムの「アイデアマスター」がありますね。

気になります。。。

(2)マトリックス図法

こちらも、新QC7つ道具の一つ。

調べたい項目を行と列のタイトルとした表で、項目間の関連性について分析するための手法です。

例えば、転職する会社を探すときに、行に評価基準、列に会社名を入れて、評価基準ごとに会社の優先順位をつければ、ベストな会社がどこかを選び出すことができます。わたしはこの手法を使って、今の特許事務所に転職しました(笑)

(3)アウトラインプロセッサ

アウトラインプロセッサはパソコン上で使うソフトウェアです。

わたしとしては、アウトラインプロセッサとは、階層化した構造の文書を作成するのに適したソフトウェアといえます。

はじめから終わりまで論理によどみなく書けるのであれば、ワードでも十分です。

しかし、章立てや章間の内容などをあれこれと分析しながら文書を作成するには、アウトラインプロセッサが適しています。わたしは、報告書の作成や書籍の執筆などは、アウトラインプロセッサを積極的に使っています。

使う用途によって何がいいとはいえませんが、機能が最低限のより軽いものといえば、「nami2000」がいいですね。フリーですし。

ちなみに、ワードにもアウトライン機能がついています。使い勝手はイマイチですけどね。わたしの中では、ワードは、あくまでも文書整形に優れたソフト、という位置づけです。