印象深い技術経験(6) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

印象深い技術経験(6)

どうも、よっすぃーです。
最近、書き手が増えて登板回数が減っていいなあと思ってたんですけど、
私の適当な文面が際立って悲しくなりました。

そうそう、ミランダ編集長に促された例の試験を申し込みました。
危うく忘れる所でした。
こんなんで受かるのだろうか・・・

では、本題ですけど、(6)で良かったのだろうか?
まあ、良いや。
あまり、他の方と違って大した経験がないので、あるヒトに聞いたある企業の話から。

当時、その会社のその部門は品質に関してある問題を抱えてました。
簡単に言うと、ユーザーからの重大なクレームが出た。
当然、そのヒトの入社後初仕事は関連業務。
でも、十数人いたグループ員の8~9割はその仕事の担当。

”素材メーカーが新規素材の開発を捨てて良いのだろうか?”
”ほぼ全員でこれをやってて、終わった後に何も残らないんじゃないか?”
というのが、そのヒトの入社3ヶ月後の感想。

予想通り、まあ一段落した時に売り上げが落ちて、慌てて新規素材の開発。
元々、クレームがついた素材が看板商品だったので、それを売ることが最優先事項だったのも災い。
あれよ、あれよと売り上げ減で部門解散。

結局、問題点は色々あって、一言で済ますとバランスが取れなかったこと。
あまり大きくない部門からヒット商品が出てしまったので、素材開発の継続性が失われてしまった。
対応も遅れたし、注力する時期を誤った。
などなど。
こういったときに技術コンサルみたいな人って重要だなあと思いましたよ。
客観的に方向性を示す?正す?意見する?みたいな人。
現状の問題点(場合によっては改善点も)を挙げてくれたり。
こういう人が社内にいなかったのか、できていなかったのか。

まあ、結果論で済ませてしまうと簡単ですけど、バランス感覚は大事だなあと思わされる話でした。
技術経験じゃなくて、失敗談ですけど・・・。