非研究職に就く元研究者の思い (3) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

非研究職に就く元研究者の思い (3)

こんばんは。がーすーです。

今日のテーマは非研究職に就く元研究者の思いです。

今日は自由に個人的な思いを書いていこうかと思います。

だいぶ遡ることになりますが、私は大学受験のときから研究者に自分が向いているか悩んでいました。
そのころに漠然と文章を書く仕事がしたいと思っていたので根っからの理系というわけではなかったわけです。
という事情もあり、理系の法律職や、当時人気だった(?)スポーツビジネスの代理人を目指そうかと思っていました。
ですが大学は明確に理系と文系で入り口が分かれていたので、悩んだ挙句、理系の勉強を先にして、その後法律を学ぼうと思ったわけです。
理系の勉強を年取ってからはじめるのはきつそうという単純な理由でしたが。

大学に入って少し勉強してみると、実は特許の知識が、将来研究者になるにしても、理系の法律職になるにしても必須ということがわかりました。
そんな流れで、研究室に入る前に特許の知識は完璧にしておいて、どんな研究テーマを与えられても特許化する意識を持って実験を3年ほどやっておく決心をしました。
それぐらい本気でやれば、わざわざ社会人になって企業で研究者の時間を過ごさなくても同程度の経験値は積めるかなと身の程知らずの考えを持って。
そして、卒業と同時に晴れて実戦での法律の勉強を始めようと思ったわけです。

ということで、私の今の思いはこのような感じでしょうか。
大学院での実験を、特許の知識を持って(すでに弁理士試験には受かっていたので知識だけはありました)3年間、どうすれば特許を数多く出願できるか常に考えてやり切った今となっては、十分晴れがましい思いでもあります。
企業に入って特許制度をあいまいに学んで、よくわからないまま特許出願のノルマを課せられていたら、これだけの経験を積むのにもっと時間がかかったと思います。
大学院での大型機器の発注担当者にもすすんでなりましたし、ひとまず理系の現場はお休みしようかなと。
いつか発明を自分でやりたくなる日が来ると思うので、そのときまで文系職を極めていこうかと、そんな思いもあります。
職業病で、アイデアや夢だけはいくらでも沸いてくるので、笑。

まとまらない感じですし、当時の考えをストレートに書いているので、自分で今考えてみると甘い考え方だったかなと思ったりしますね。

では。