非研究職に就く元研究者の思い (1) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

非研究職に就く元研究者の思い (1)


こんばんは。チャックのエージです。

先日実家に行ったとき、10年以上前に買ったMDウォークマンを発見しました。久しぶりに聞いてみて音質の良さに愕然としました。CDからMDになったときは、音質が落ちたなあと思っていたのですが。。。

i-podなどのMP3プレイヤーは音質が悪いですよね。まあ、圧縮しているのでしょうがないのですが。MP3プレイヤーは曲もたくさん入るし、編集も楽で電池の持ちも良いですが、こうした利便性と音質は今のところトレードオフの関係ですね。

次世代のSDカード規格は2TBの容量があるようなので、将来的には携帯音楽プレイヤーでも良い音が聞けるのではないでしょうか。

****************

さて、「非研究職に就く元研究者の思い」

現在私は、研究開発の企画を行う職にあります。新しい開発案件を探したり、ライセンス交渉をしたり、予備実験を行い結果をまとめて案件を開発担当者に引き継いだりというのが仕事です。

私の場合は、元々基礎研究よりも基礎研究のためのツールを開発することに興味がありました。博士課程の学位テーマもMethodologyの開発でした。研究者に広く使ってもらえるツールを創れば、それを使った研究者が出した成果も自分のおかげかも。。。とか思えますしね。ノーベル賞の対象研究もMethodologyに関するものが意外に多いのもうなずけます。

このように、特に基礎研究を行う研究職に思い入れがあるわけではありませんが、こうした研究者の手助けとなるものを創っていきたいと考えています。