技術者のキャリアパス (1)
こんにちは。もりぞーです。
さて、今週から1週あたり1つのテーマを取り上げていくことにしました。
また、新たな書き手にも、執筆を依頼しております。
春は変化の時期。
本ブログでも、一足早い変化をお見せします。
3月第二週~第四週のテーマは、次の通りです:
3/09-13「技術者のキャリアパス」
3/16-19「非研究職に就く元研究者の思い」
3/23-27「技術コンサルに興味を持った理由」
各テーマとも、ご期待ください!
* * *
チャックのエージさんが「やる気が出ない」と言っており、少し心配です。
実は、私も少しモチベーションがダウンしかかっております。
忙しいときはそんなことを考えるゆとりもないのですが、暇になるとアレコレ考えてしまいます。
今月後半はさほど忙しくなりそうもないので、なんとなくモチベーションが低下傾向です。
でも、こういうときこそ、次のステップに進むために、基礎体力を蓄える時期なんですよね!
* * *
(もりぞー)
さて、今回のテーマは、「技術者のキャリアパス」。
技術者のキャリアパスはこうあるべし!、なんていう偉そうなことは言えないので、私の実体験を少しお話します。
私の場合、固定観念といいますか、理系の大学に進学を決めたとき、次のステップは研究職として就職することなんだろうなぁー、と漠然と考えていました。
その道に進むべく、大学を卒業後に、大学院に進学しました。
ところが、ここで少し躓いたんですね。研究室の先生が大学を辞めるって、言い出したんですよ。
これには、本当に困りました。私の所属していた研究室は、同じ学科の他の研究室からみれば、かなり異端、というか時代遅れの研究をしていたんですね。でも、研究内容は面白かった。逆に言えば、他の研究室の研究には興味を持てませんでした。
就職しても同じことが起こりました。やりたい研究テーマがあったのですが、そのテーマを担当することはできなかったんですね。今考えると、別のテーマを担当したことで、新たな技術を身につけることができて技術の幅ができたという点では良かったのですが。
これらのことを経験して思いました。研究は、やりたくてもやれないことがある。研究そのものが好きでないとやってられない、と。私の場合、研究手法はどうでもよく、研究対象が重要だったのです。研究職を続ける難しさを思い知らされました。
これらの壁にぶち当たる度によーくよーく考えました。それこそ、寝る間も惜しんで。行き着いた結論は、「技術が好き」でした。研究手法や研究対象も大切だけど、それよりも技術が好きなんだと。改めて気付いたんですね。
研究者をやっていくためには、技術が好きでないとできないと思います。でも、技術が好きだからといって、研究者や開発者にならなくてもいいのではないでしょうか。
「技術が好き」という観点から、一生技術に触れていたいという気持ちから、技術コンサルや弁理士に興味を持つようになり、現在に至っております。
技術者のキャリアパス。
十人十色、人それぞれです。何を大切に思うのか。その思いに従えばいいと思います。決して一本道ではない。選択肢は無限だと思います。研究者を目指してもいいし、技術コンサルを目指してもいい。はたまた、NASAに所属して、火星や木星を目指すのもアリでしょう。
ブレのない目的を持ち、その目的を達成するために次々と課題(目標)をこなしていく。そうすれば、やがて目的を達成し、新たなステップ(希望)が見えてくると、私は信じています。
技術者のキャリアパスに、王道はありません。技術が好き、といい続けることができるのであれば、いつまでも技術者としていられると思います。
さて、今週から1週あたり1つのテーマを取り上げていくことにしました。
また、新たな書き手にも、執筆を依頼しております。
春は変化の時期。
本ブログでも、一足早い変化をお見せします。
3月第二週~第四週のテーマは、次の通りです:
3/09-13「技術者のキャリアパス」
3/16-19「非研究職に就く元研究者の思い」
3/23-27「技術コンサルに興味を持った理由」
各テーマとも、ご期待ください!
* * *
チャックのエージさんが「やる気が出ない」と言っており、少し心配です。
実は、私も少しモチベーションがダウンしかかっております。
忙しいときはそんなことを考えるゆとりもないのですが、暇になるとアレコレ考えてしまいます。
今月後半はさほど忙しくなりそうもないので、なんとなくモチベーションが低下傾向です。
でも、こういうときこそ、次のステップに進むために、基礎体力を蓄える時期なんですよね!
* * *
(もりぞー)
さて、今回のテーマは、「技術者のキャリアパス」。
技術者のキャリアパスはこうあるべし!、なんていう偉そうなことは言えないので、私の実体験を少しお話します。
私の場合、固定観念といいますか、理系の大学に進学を決めたとき、次のステップは研究職として就職することなんだろうなぁー、と漠然と考えていました。
その道に進むべく、大学を卒業後に、大学院に進学しました。
ところが、ここで少し躓いたんですね。研究室の先生が大学を辞めるって、言い出したんですよ。
これには、本当に困りました。私の所属していた研究室は、同じ学科の他の研究室からみれば、かなり異端、というか時代遅れの研究をしていたんですね。でも、研究内容は面白かった。逆に言えば、他の研究室の研究には興味を持てませんでした。
就職しても同じことが起こりました。やりたい研究テーマがあったのですが、そのテーマを担当することはできなかったんですね。今考えると、別のテーマを担当したことで、新たな技術を身につけることができて技術の幅ができたという点では良かったのですが。
これらのことを経験して思いました。研究は、やりたくてもやれないことがある。研究そのものが好きでないとやってられない、と。私の場合、研究手法はどうでもよく、研究対象が重要だったのです。研究職を続ける難しさを思い知らされました。
これらの壁にぶち当たる度によーくよーく考えました。それこそ、寝る間も惜しんで。行き着いた結論は、「技術が好き」でした。研究手法や研究対象も大切だけど、それよりも技術が好きなんだと。改めて気付いたんですね。
研究者をやっていくためには、技術が好きでないとできないと思います。でも、技術が好きだからといって、研究者や開発者にならなくてもいいのではないでしょうか。
「技術が好き」という観点から、一生技術に触れていたいという気持ちから、技術コンサルや弁理士に興味を持つようになり、現在に至っております。
技術者のキャリアパス。
十人十色、人それぞれです。何を大切に思うのか。その思いに従えばいいと思います。決して一本道ではない。選択肢は無限だと思います。研究者を目指してもいいし、技術コンサルを目指してもいい。はたまた、NASAに所属して、火星や木星を目指すのもアリでしょう。
ブレのない目的を持ち、その目的を達成するために次々と課題(目標)をこなしていく。そうすれば、やがて目的を達成し、新たなステップ(希望)が見えてくると、私は信じています。
技術者のキャリアパスに、王道はありません。技術が好き、といい続けることができるのであれば、いつまでも技術者としていられると思います。