技術コンサルのモラル(8) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

技術コンサルのモラル(8)

こんばんは。がーすーです。

今回のテーマは技術コンサルのモラルについてです。
モラルというと2つの意味?がありますが、今回は、道徳の方のモラルについてですね。
moral: 道徳。
morale: 士気。モラール。

私の考えは極めて単純で、「誠実に」業務を行うだけでよいという理解です。
「誠実に」仕事をしていれば破綻することもなく、いつか評価を高くしてもらえると考えています。
他人からの評価は自分でコントロールできるものではないので、粛々と誠実に自分のできる最大限の努力をするという意識を持っています。
また、法律や法令に違反してしまうことが仮にあったとしても、故意に違反さえしなければ自ずと正当に解釈してもらえるものと意識しています。
そのためには法律に精通してグレーゾーンがどこまでなのか知る必要もあったりしますが、そこはわき道に逸れるのでやめておきます。

次に「誠実に」という語の対象、すなわち目的語が問題ですが、
1.クライアントに対して(要求への対応)
2.国などの権力機関に対して(法律等)
3.自分に対して(as possible)
の3通りをすべて満たすことを毎回意識して確認しておけば問題ないでしょう。
クライアントが無理な要求をしてきたとしても、2番(法律違反)や3番(自分の許容範囲外)を歯止めにすれば、自ずと誠実な対応になるはずです。

簡単ですが、私の考えは以上のとおりですね。
上記の話は、弁理士業務をする基本姿勢なので、技術コンサルに限った話をできていませんね。
技術コンサル独特の話については、他のメンバーの記事をご参照ください!


実際は、上で上げた2つのモラルの内、「士気」という意味のモラル(モラール)をくじかない程度に道徳を守るべきなのかもしれません。
毎回モラルに反するので無理ですと言い続けては、誠実過ぎると言われる可能性もありそうです。