技術コンサルのモラル(5) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

技術コンサルのモラル(5)

どうも、よっすぃーです。
この間、後輩が博士を取得する目処がたったので、お祝いの飲み会がありました。
職も旧国研のポスドクに無事決まり、こちらも色々と情報提供した甲斐がありました。
これからが長い研究生活の始まりに過ぎないので、ドロップアウトせず頑張って欲しいものです。

今回のお題は技術コンサルのモラル
もちろん、コンサルタントですから顧客がいます。
その顧客の不利益となる行為は禁止ですよね。
公序良俗に反していなければ。

逆に言えば、どこまでなら公序良俗に反しないかを提案するのも重要なのかなあ、とも思います。
まあ、この辺はコンサルに限らず、どの職種でも当てはまりますね。

技術コンサルに限るとすると、どうでしょう?
クライアントからすれば第三者機関になるので、客観性の保証ですかね。
偏った情報を提供するわけにいかないですもんね。
うーん、ピンときませんね。


以下は私のグチです。読み飛ばしをお勧めします。

少し話題はそれますけど、ポスドクを知らない人の為に。
多くの博士号を取得した研究者は、大学や研究機関で契約制の雇われ研究員をします。
これをポストドクトラルフェロー(ポストドクターとも言うのかな?)、通称ポスドク。
年間更新で予算がなくなったら、ハイおしまい。
国は、科学技術の進展をはかる為にこのポスドクを1万人以上に増やしました。
その先の大学教員などの常勤職は増えないのに。
おかげで日本で最も高い学歴でも就職難。
これって技術政策におけるアンモラルですよね。
まあ、本人達のせいもあるんでしょうけど・・・。