技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違い (8) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違い (8)

こんばんは、10の12乗です。

今週でようやく卒論も終わり、精神的には少し余裕が出来ました。
借りたDVDを見たり、読書したり、インドアですが、今まで我慢してきたことを
やりたいと思います。
私が一番大好きな睡眠も十分に取り入れながら。


さて、技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違いですが、
前の人も述べている、企業内コンサルを中間にはさんで
話を展開していこうと思います。
私は社会人としての経験がないので、イメージですが。

企業内技術者は、会社の方針・方向性を元に「目の前」に
ある課題に取り組んでいく人々だと思います。
個々における、問題解決は当然行っていると思いますが、
あくまで、個々(または少人数)で取り組んでいると
いったイメージです。

企業内コンサルも、前に出てきたプロマネが該当するのであれば、
読んで字の如くプロジェクトを管理するということになります。
前者と比較すると、個々で問題解決を行うのではなく、
プロジェクト全体に関する問題解決をしなければいけないと思います。
よって、企業内コンサルは、企業内技術者の素養も持っていて、
さらに大局的なモノの見方で、運営できないといけないと思います。

技術コンサルは、さらにその上の概念で、企業外、企業の人間から言えば、
部外者が、プロジェクト規模でなく会社規模での、問題解決を行う人だと
私はイメージします。
ここまでくると、コンサルティングを行う会社のコア技術を理解したり、
人との接し方も大きなウエイトを占めてくると思います。
規模にもよりますが、素人ではこの業務はできないと思います。
経験や人脈、信用が大きく仕事と関係してくると思うからです。

では、素人(に近い人間)が、どうしたら技術コンサルを行えるか。
それを解決するのがこの勉強会の1つの目標にもなりえるんじゃないかと
考えます。
以前にがーすーさんがおっしゃってたと思いますが、
「技術」は万人が使えて初めて「技術」だと。
ケースによってやり方は異なると思いますが、コアなやり方を
ここで提示できればいいんじゃないかと思っています。