技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違い (7) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違い (7)

こんばんは、なんちゃってSEです。

昨日はかなり暖かかったので、コートを着ないで出社しました。
しかし、退社するころにはすさまじく寒くなっていました。。。
震えながら帰りましたよ、まだ2月であることをすっかり忘れていました。
今日はもちろんコートを着て出社しました。
あの暖かさはなんだったんだ。。。


今回のお題は「技術コンサルと企業内技術者(研究者)の違い」です。
うーん、技術コンサルの方が「交渉力」を強く求められるというのが私のイメージです。

技術者が直接クライアントと交渉する機会というのはあまりありません。
(ここでいうクライアントとは、何かしらの決定権を持つ立場の人を指します。)
営業等に説明要員として呼ばれるくらいではないでしょうか。

それに対して、技術コンサルはクライアントと交渉するのが仕事だと思います。
課題抽出、解決策の提示、解決策の実行…これらについてクライアントの要望に100%応えることは必ずしもできません。
クライアントに譲歩していただく部分もでてくるでしょうし、こちらが譲歩しなくてはいけない部分もあるでしょう。
クライアントに満足していただき、かつこちらも利益を確保できるような落としどころを探る。。。
このあたりは、技術コンサルがイニシアティブを握る必要がありますね。

以上、技術コンサルの方が交渉力の重要性の比率が技術者に比べて格段に高いと思います。


前の方々はプロマネとしての役割を指摘していることが多いですね。
そのとおりだと思います。
そういえば、前の上司が「コンサルやりたかったら、まずプロマネを経験しろ」と言っていました。
このアドバイスはどうやら妥当性がありそうですね。