情報の収集法と選別 Part.1 (9) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

情報の収集法と選別 Part.1 (9)

ここのところ帰宅時間が遅くなってしまってうっかり記事の記入が遅くなりました。

最近は研究用のパイロットプラント建設のため、
発注と固定資産登録の手続きなどなど、書類と格闘しています、いまち~です。
部材の発注と固定資産登録はそのままですから簡単なのですが、
工事関係が、どの部材・装置にかかる費用なのか、
装置ごとに分類して、その装置の取得費用として計上しなければなりません。

特に今回、お国の補助金事業となっているので、
補助金申請のためにどの部分がなぜ必要なのか、その装置・機材をどのように選定したのか、
工事ならばなぜその工事が必要となったのかなどなど、たくさんの書類が必要です。
加えて納品と建設工事がすでに始まっており、
途中の記録も作成しなければなりません。

ずっと椅子に座っての仕事で腰がいたくなってきました。
なにかいい腰座布団ご存じないですか?(笑)
**************
さて、今回は情報収集に関してですが、
ここまでのみなさんの記事を拝見するとなかなかおもしろいですね。

1.まずぐぐる
これは一番簡単ですね、かつ早い。
しかし、まさに「選別」が鍵となります。
Googleを利用する場合に検索ワードがひとつだけというのはよくないですね、
雑音がいっぱい引っかかります。
少なくとも2語以上の検索ワードを入れて検索するようにしています。
インターネットの情報は即時性が高い場合とそうでもない場合があり、
たとえばサイトの管理者の更新頻度が低い場合には情報が古い可能性がありますね。
ざっと調べたいときにはネット検索が早いのですが、重要事項はお勧めしません。

2.専門サイトでの検索
よくあるのはpubmedとかの検索ですか。
pubmedについてはATGC論文チェッカーをよく利用しています。
http://www.atgcchecker.com/ 
自分の興味がある検索ワードを入れておけば、
定期的にそのワードに関する更新情報をメールで知らせてくれます。
「Fermentation」を入れていますが、たくさん入りすぎてちょっと絞ろうと思っています。
専門サイトから直接論文等をDLできるところもありますよね。

3.専門誌、特許情報
科学者、技術者にはそのジャンルの専門誌が重要な情報源です。
あとは周辺の特許情報ですか。
どなたかも述べられていましたが、論文もその実験が再現できるとは限りませんね。
特許も自分が草案を記述していて感じますが、
そのままやっても同じことができるとは思えませんし、そういうものでしょう。
論文を重視するヒトもいますが、私はそこまで重要視していません。
自分のアイデアは大切です。
論文も「選別」が重要です。

4.人づて
自分の専門外のことは専門家に聞いたほうが早いです。
以前はすべて自分で考えてなんとかするというやり方だったので時間がかかりすぎました。
でも、他人の知識も利用したほうが早い。
「なんでもかんでも教えてはダメ」という意見もありましたね、これはその通り。
ヒトとものは使いようですね。
正確かつ有用な情報を引き出すのは簡単なことではありません。
日ごろからいろんなつながりを維持するのも大切なのでしょう。

あまり、新しいことが書けませんでしたが、こんなところでしょうか。

技術情報以外には経済情報誌を定期購読していたり、
ニュースサイトは和文/英文を定期的にチェックしています。
雑学も必要です。