仮想コンサルティング Part.1 (5) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

仮想コンサルティング Part.1 (5)

どうも、よっすぃーです。
一昨日のサッカー日本代表は残念でしたね。
最下位にホームで引き分け・・・。
得点チャンスは何度かあったんですけどね・・・。
次のカタール戦は頑張って欲しいもんだ。

さて、今回は仮想(妄想?)コンサルです。
依頼は以下の通り、

 島根県の工場から、茨城県の廃棄処理場までの、廃棄物の輸送について、
 「最適・安価・安全なトラックの24時間監視システム」を提案して欲しい。
 夜間輸送で、輸送時間は12~14時間。
 監視システムは予算全体で2000万以内で安価に開発したい。
 貴方はコンセプトを提案してくれればとりあえずはそれで良い。
 納期は半年。

まず、現状が把握できないと何もしようがないので、
私「現状のシステムとトラックの運行状況を教えて下さい?」

依頼者「現状の監視システムはありません。
    島根県での積載時に何トン積んだかの証明書とドライバー票だけです。
    積載票とドライバー票は廃棄工場に到着時に提出です。
    トラックですが3台それぞれが毎週一回、島根→茨城まで廃棄物を移送します。
    ドライバーは一台あたり二名です。」

なるほど。
それと、現状の運営で問題になっている部分を知りたい。
私「現状の運営で問題はありましたか?」

依頼者「以前、輸送途中で盗難されたことがあります。
    そのため、移送は隠密裏に行われており、ルートは毎回微妙に変えています。
    だから、茨城の会社側で24時間監視しなければいけません。」

なるほど、なるほど。
本当は、もっと細かく聞きたいけど、今回はここで提案。
私「移送時の不透明性とルートの秘匿性が問題になっているのですね。
  では、”GPS携帯を利用した二方向型輸送管理”はいかがでしょう。
  GPS携帯によって、トラックの位置情報が会社でリアルタイムに得られ、
  内から外の情報が得られます。
  カーナビへのルート情報を外である会社から内であるトラックのGPS携帯へ、
  島根を出る段階で転送すればルートの秘匿性も守れます。
  また、ドライバーの交代時などをチェックポイントとして、この携帯から連絡してもらえば、
  実際の運行状況を口頭で確認できます。
  ドライバーの交代時間が記録できるので、労務管理にもなりますよ。
  いかがでしょう。」

考えつく妄想劇はこんなもんしかなかったです・・・。
実際に日立なんかで市販されてるシステムみたいなので、価格はある程度抑えられるんじゃないかと。
納期については、イメージがわかなかったです。
本当はドライブレコーダーの画像をリアルタイムで転送できるのか良かったんですが・・・。
今日だけじゃ、そういうことができるのか調べられなかった・・・。
安全面は、システムを組む人を信用するしかないですよねえ。ドライバーも。