仮想コンサルティング Part.1 (4) | 技術コンサルティング研究会 BLOG

仮想コンサルティング Part.1 (4)

明日は我が人生で初めてのバリウムを飲まねばならず、今から憂鬱な気分のミランダ編集長です。鬱憤を晴らすため、会社で10歳ぐらい年下のイケメン君にダベリングに付き合っていただきました。これってパワハラじゃないよね~?(笑)

さて、今回仮想コンサルをしてみたら面白いんじゃないかと提案したのは私なのですが、なかなか考える時間を捻出できず、本日を迎えてしまいました。会話形式で、と当初は言っていたので挑戦してみます。

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 島根県の工場から、茨城県の廃棄処理場までの、廃棄物の輸送について、
 「最適・安価・安全なトラックの24時間監視システム」を提案して欲しい。
 夜間輸送で、輸送時間は12~14時間。
 監視システムは予算全体で2000万以内で安価に開発したい。
 貴方はコンセプトを提案してくれればとりあえずはそれで良い。
 納期は半年。
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ミラ:廃棄物をただ運搬するだけではなく、監視しなくてはならないのはなぜでしょうか?
(目的の確認)
顧客:以前に中の運搬物が盗難にあったことがあり、問題になりました。
ミラ:なぜそんなことが起きたのでしょう?
顧客:いつも大体同じルート、同じ時間に運搬していたため、その情報を知る反社会集団から目をつけられたようです。
ミラ:失礼ですが、運転手とその集団が結託していた、ということは考えられないでしょうか?
顧客:真相は分かりませんが、そうは考えたくありません。
ミラ:そうですよね。お気持ちは分かります。それでは、もしものことを考えて運転席とトラック内部のどちらも監視できるようなシステムを考えましょう。

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ミランダ編集長は最近使い始めたSkypeでWebカメラを用いれば、安価にLive Imageのやりとりが出来ることを再認識いたしました。それで運転席の様子と荷台の中を簡単に監視できるのでは、と思ったのですが、トラックの現在の位置情報も知りたいので、GPSのようなシステムの導入、あるいは運転者目線で交通標識が見えるような場所にカメラを設置する必要がありますね。また、カメラだけ取り付けても貨物が盗難にあってしまっては仕方がないので、荷台にカメラを設置する案は取り下げ、電子ロックのシステムを導入し、一度扉を閉めたら、廃棄物処理場に預けてあるキーでしか開けられない、ぐらいに徹底すべきかもしれません。これなら予算内には収められるのではないでしょうか。なんだか解決方法はほとんどチャックのエージさんと同じになっちゃいましたが(といっても彼の方が他の事に関しても言及していてずーっと思慮深いですけど)、ご容赦下さい。