専門とする技術の守備範囲(8)
こんにちは、10の12乗です。
勉強会の時に本の紹介をしたらどうかと言ったので、立ち読みでパラパラと見てみました。
問題解決の本が今はたくさん出ておりますので、簡単そうな2冊を紹介したいと思います。
1.全体最適の問題解決入門―「木を見て森も見る」思考プロセスを身につけよう!
1680円 184ページ
中身がカラーで図も多い感じでした。
2.世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
1260円 120ページ
値段もページ数もお手頃で、分かりやすそうでした。
もし本屋に行ったら見てみてください。
さて本題ですが、考えていくと守備範囲の話ではなく、どうプロモーションをしていくかとか
違う方向ばかりになってしまいそうなので、私はあまりクライアントに重きを置かず、
技術コンサルをする人に重きを置きたいと思います。
まず、勉強会でも話し合われましたが、先端技術に関しては、
私は、新聞や業界に関わる雑誌を読んで言葉の意味が分かればいいと考えます。
なので、基礎的な知識(大学教養レベル)を有していれば、専門分野に関しては良いと思います。
そして、クライアントから、その都度話を聞き、見地を増やしていく方が実践的で
時間を効率的に使う事が出来ると考えます。
分からないので教えて下さい姿勢の方が、相手からいろいろ話を聞くことも出来ますし、多く話せば
それだけクライアントとの信頼関係も増し、問題を探すヒントを多く引き出せる可能性を秘めているからです。
専門分野と呼ばれていても、範囲も曖昧ですし、どこまで知っていれば専門分野ですと言えるかも
難しいと思います。
よって、自分が技術コンサルですと名乗って仕事をする場合の専門分野の表示の仕方には
気をつけなければいけないと考えます。
例えば「バイオテクノロジー」が専門分野ですと言っても、範囲が広すぎて何が出来るのか見えて来ません。
クライアントは一応業界に関してはある程度の知識もあるので、バイオでも何をしてきたのか、
また何に関してなら分かるのかは明確に示さないと、クライアントが泣きを見る可能性があります。
以上より、基礎的な知識を有し自分が理解出来る可能な範囲だと思います。
これは極めて当たり前のことですが、出来ないものは出来ないと言う事です。
また、それを正確に明記する必要があると思います。