技術コンサルとは?(4)
こんばんは。今週は会社でこってりしぼられているところのミランダ編集長です。
「技術」コンサルと聞くと、自分は技術の専門性にフォーカスしてしまい、基本的には、研究室で実験がうまくいかなくて困っている後輩を、先輩としての知識と経験で助けるようなイメージが浮かびます。それをビジネスシーンに当てはめれば、製品開発の途中で技術的に行き詰っている会社の問題をコンサルタントとして的確な助言で解決する、ということになるのでしょう。しかし、その会社が抱えている技術的な問題の背景には別の要因(資金難や人的リソースの不足など)が隠れている場合もあると考えられるので、勉強会では広く会社経営(現在は企業会計?)の基礎についても学んでおります。問題の根本的解決を図り、広い視野を持ったコンサルタント(私の場合は技術士)となることを目指したいと思っております。技術者の心得としては、いつも読むたび身が引き締まる、浅野友一先生の言葉を引用させていただきます。
与えられた問題が解決できないもの
これは技術者の資格がない
与えられた問題の解決方法が
ただ一つしか考えられないもの
これは平凡な技術者である
与えられた問題に対し数多くの
異なった解決方法を考案し
その中から最良の手段をえらんで
成功に導くもの
これは非凡な技術者である