誰かわからないけど、河原に居た小学生に2000円で売ってもらったやつ。
「それ、いいね。」
と私が言うと…
コソコソと小学生達
小学生A「欲しいの？」
私「うん、くれるの？」
小学生B「じゃ、いくら持ってる？」
私「今は2200円あるよ」
小学生達「じゃ2000円でいいよ」
キラキラだから2000円なんだって
折角、競艇で勝ったのに…
でも、いいか。
すると後日、あの小学生達がまた河原に来た。
今度は新しいカードを持って。
「カード買わない？一枚しか持ってても意味ないよ？」と…
私はお金がなかったので、変わりに、さっき捕まえた亀を差し出しました。
すると、まだ小学生、亀に興味津々。
小学生達は快くカードと亀を交換してくれました。
そして手に入れたのが…
これでした。
さよなら亀。
私はダンボールを探しに出たのですが、河原に戻ると…
まだ、小学生達がいました。
そして、暫くすると小学生達は木の長い枝を持ち何か始めたのです。
「うりゃ！うりゃ！」
と。
どうやら亀を虐め出したのかと思い、
私は止めに行こうとしました。
「こら！」まで言いかけましたが、
しかし、どうでしょう。
小学生達の方をよく見ると、本が何冊か散らかっていて、亀は小学生の横を歩きピンピンしていたのです。
しかし、小学生達は確かに亀を虐めていました。
自分達の亀を腫れ上がるまで。
「プロ野球カードと亀と小学生」
おわり。