最終日の日曜日はハイドパークランでスタート！ロンドン駐在中のOさんに一緒に走っていただきました。

ちょうどこの週天皇皇后陛下が来られていたそうで、バッキンガム周辺に日本の国旗が飾られたままになっている！ということでバッキンガムへ。この真正面で写真を撮っていたイギリス人らしい若者二人ランナーの写真を撮ってあげたら、撮っていただきました。

ここが昼間だと行列ができるスポットだそうで、ロンドンの電話ボックスとタワーベンが両方一緒に入るかららしい。

ウェストミンスター寺院、タワーベンまさに観光ラン！

途中で騎兵隊に遭遇。女性も多かったです。この騎兵隊の交代は、衛兵交代よりダイナミックでおもしろいらしいです。

そしていよいよここが国旗ストリート！

Oさんとも一緒にパチリ。

車も少なかったので、道路の真ん中を走り、なんだか高揚感満喫しました！

帰ってホテル最後の朝食。ここのホテル、いろいろ問題はあったけれど、朝食はおいしかったな。

そこから、１０時半に予約していたScience museumへ。今回せっかくVenueだったのにほぼ見れなかったのと、前回入ろうとしたら予約一杯で入れなかった反省で予約して行きました。

３階建ての建物（１Fは０なので４層）上から見学。まずはFlightだったので、ライト兄弟。なんと兄弟には上から７歳、下から３歳下の妹がいて、この人が経済的支援も含めてめちゃくちゃ二人を支えたそうです。そのおかげのライト兄弟の偉業。というのもふくめて、Diversityに敬意を払った展示感にあふれてました。

Scienceのコンセプトの広くて面白かった！上から見出したら、Aviation（Flight）に始まり、コミュニケーション、数学からのコンピューター、時計含めたMeasurement(そしてこれが植民地政策（貿易やものを取るときに計ることが重要になる）を進める大英帝国の繁栄を支えた、とあって、こんな家電の歴史も。

先日はちらっとしか見れなかったフライトコーナー。結構充実です。

ムスメが見たら張り付いて感動しそうな展示の数々

さらには、イミテーションゲームのアランチューリングも。コンピューターの父だしね。

展示を見た後、予約していたIMAXへ。南極。氷河が解けている映像に加えて、このゴマちゃんの映像やペンギン。ペンギンとアザラシの死闘もすごかったし、ペンギンとアザラシの共存や、アザラシの子どもがどう生き残るか、などなどリアルな映像の迫力がすごかったです。エンディングでメーキングがちょこっと流れるのがまたよかった。この映像は撮る方も大変でしょう。ちなみにナレーションはベネディクトカンバーバッチでした。

お昼は「並ばなくていいよ」で買ってたサンドウィッチ。というか、そもそもこの博物館、国家所蔵で無料なのですが、まずは予約をするときにドネーションを聞かれ、その後、IMAXとか、ランチとかどんどん有料メニューが出てきて加算されます。さすが。このランチも含めると、26.5ポンド払ってました。一番高かったのはIMAXの12ポンド、ランチは9.5ポンド。今の換算だと１ポンド＝205.91yenで、1956円！現地の知人がやっぱり感覚的には１ポンド＝１００円だよな、というのがよくわかります。サンドウィッチ、好きな飲み物、ここに写ってませんが、さらにフルーツ一つです。

本当はさらにもうワンフロアあってからの最後（というか1Fの）Mobility(モーター、蒸気機関車、車、ボート）でスペースなるのだが、IMAX見てお昼食べたらすでに2時半で、1Fでさえ駆け足になってしまった。3Fにはいわゆる私のイメージの中での科学博物館のコーナーもあり、子どもたちは一日遊べそう。確かに平日はめちゃくちゃ遠足が多かった。Mobilityコーナーの展示

このあたりは展示が派手。

入り口に向かってメインがスペースコーナー。ハヤブサの展示もありました。

円形がスクリーンになっていてきれいでした。

ショップには宇宙人が。

そしていよいよイギリス最後のクライマックス、アガサクリスティの舞台へ！！

向かい側がBarコーナーになっています。

実際に使われていた場所なので歴史が壁に刻まれています。

この建物の中でやるというだけで演出効果抜群

陪審員席に座ると、観客も陪審員の役割を担うことになります。

ストーリーは映画にもなっているし、私も本で読んでいて、さらに今回の復習でもう一度読んでいたので有名だから多分多くの観客はわかって見ているのだろうけれど、その場合、Vole夫妻の演技力がめちゃくちゃ大事で、元のストーリーでも映画でも妻の方が結構フィーチャーされていると思っていたけれど、今回に関していうと、夫役のメリハリがすごく効いてて上手でした。もちろん、弁護士、家政婦さんもすごく上手。

舞台の転換も目の前でやるので上手く演出されていて、実際のコートの入り口を使って役者さんが出入りするので臨場感満載

私は舞台の目の前で、隣に弁護士役の人が座る席で、この人が座るたびに私に目で挨拶をしてくれて、自分も舞台の一部になったような気がしました。このくらいの目線の椅子。椅子の横にスピーカーがついていて、音響が流れ、さらに臨場感を盛り上げます。実際にこの場で物事が起こっている演出。

演技力と演出の素晴らしさ、そしてその演出のベースにその場を上手く使う、というのが入っている素晴らしい舞台でした。こちらがパンフレット。表紙の女性と今回の女優さんは別。

パンフレットの中ではクリスティの紹介が。

表はこんな感じ

ちょうどロンドンアイの観覧車が見えます。

これで飛行機に乗って一路ソウルへ！

旅は続きます。

ロンドン8日目