仕事も終わって金曜日！今日はロイヤルオペラハウスへバレエを見に。コヴェントガーデンにあります。

駅から行ったこちら側は裏側でした。

こちらが表。馬車で乗り付けるのだそうな。

今はガラスの建物が立っていてつながっています。プライドウィークのデコレーションになってました。

中はこんな感じ。広々としたレストランスペースです

オペラハウスの中には過去の作品の写真が展示されてました。

今回は貴賓席から直接出入りができるレストランを予約してもらったのだけれど、ここは開演前に軽く食事をし、さらに2回の幕間に同じ席に戻ってきてシャンパンや紅茶が飲めます！まずは前菜のスモークサーモン

もちろんシャンパンといただきます。友人はスープでした

友人のメインはなんとカリフラワーのステーキ！イギリスでは時々見かけるお料理だそうです。

私は鴨！

中に入ったのは初めてだったのだけれど、ロイヤルオペラハウスは、オペラハウスというだけあって、劇場が縦に長く座席が作られていて、4Fにちょうど音響が届ききる設定になっているらしい。そして2Fが基本貴賓席になっていて、その中にロイヤル席もあります。開演前にぱちり。

ロイヤルバレエ、プリンシパルが18人いて、しかもそのうちの3人が日本人！バレエ留学をして、そこで真面目さで頭角を表し上り詰める人が結構いるらしい。

そしてロイヤルオペラハウスバレエの凄さは、技術力（だけだとやはりボリショイとかがすごいらしい）というよりも演技力＋セット、衣装の演出で、白鳥の湖もセットと衣装がすごかった！

この日のキャストはこちら

Odette/Odile　Natalia Osipova　ボリショイ出身で、オディールがすごく魅惑的だった

Prince Siegfried　Reece Clarke　身長が高くてジャンプに迫力満点！男性ダンサーは身長と跳躍力で差がつくなあ、という感じ。

Von Rothbart　Gary Avis　魔法使い役。準主役。

The Queen　Elizabeth McGorian　衣装が素敵で、手がめちゃくちゃきれいだった！

もちろんプリンスパルの踊りは素晴らしく、同じような動きをしていても周りの白鳥とは全然違うというのがすごいし、ものすごいプレッシャーだろうなと思う。私が見た日のオデット、オディールのナタリアさんは元ボリショイという技術力の凄さに加えて、表情などの演技力も素晴らしく、半年くらい前に怪我をしてまだ完璧ではない（オディールの有名な回転のシーンは回り切ってなかったのが私にもわかった）のにそれでもこれでもか、の迫力だった。

白鳥って、2回のインターバル（それぞれ20分くらいか？）を入れて3時間という長丁場の舞台なのだけれど、音楽も全て馴染みがあって綺麗だし、踊りもずっと素晴らしくて全く長さを感じなかった。確かにこれだけ個人の技術と演技力で見さられるのであれば何回もリピートしてしまうのもわかる。そしてレストランを見ていると、明らかに社交の場としてガッツリ食事を、飲んでいる人がいて（多分舞台はちょっと見逃す？）この素敵な場所で4時間以上楽しめるのであればそれも楽しい社交だよなというのも納得。一人ではこれだけ良い席も取れないし、レストランも楽しめないので、本当に貴重な経験をさせていただきました。

帰りにちょこっとコベントガーデンの中を見て。

Venueの凄さ、というのも全体の感想に大きく影響を与えると思う。総合体験として素晴らしかったです！

Swan Lake @ Royal Opera House