切迫早産の入院生活は長期になりがちです。
個室に入るととんでもない金額になってしまうため大部屋を選択する方も多いと思います。
大部屋に入って辛かったことはやはりプライバシーに関することです。
大部屋はカーテンで仕切られているだけで、声はおろか寝返りする音さえも筒抜けです。
病状にプライバシーがない
カーテン越しに助産師さんとのやりとりも全て聞こえます。よほど小声であれば聞き取りにくい程度にはなりますがコソコソ話してるな〜って感じで聞こえます。
聞かれる方も、聞く方も、いい気はしないように思います。
比べてしまったりもしますし、とんでもなく込み入った事情を知ってしまう事もありました。
怖かったのは夜中に陣痛が来てしまった人のうめき声が聞こえたり、吐いてるとかこの辺は精神的にかなりヤバイです
いつ陣痛が起こってしまうんだろうという恐怖を抱えている切迫妊婦にとっては同室妊婦さんの急変は耐え難い恐ろしさがこみ上げます。
カーテン越しにうなされてても、産まれた子を受け入れないと泣く人がいても
大部屋は、知らん顔してそこに居続けることしか出来ないのです。
声をあげて泣けない
寂しくて、辛くて泣きたくなる事があります。でも大部屋だから布団にうずくまって声を殺して泣くしかありません。
1人になれる場所はトイレとシャワーだけですが、どちらも共用スペースなので占領する事が出来ません。
あとオナラもできません 笑
些細な生活の癖が気になる
私くらいかもしれませんが
歯磨きの音を聞いていて、ストロークが長いと「丁寧に磨いてないな〜」とか
鼻をかむときにティッシュを3〜4枚取る音が聞こえて「たくさん使う派だな〜」とか
足音が大きいな、クチャクチャいってごはん食べてるな、鼻が詰まって口呼吸だな、
もう本当に普段ならどーーーでもいい事が気になってしまったりします
お互い様とはわかっていても、あかの他人との長期共同生活はキツイものがありますね。
イチャつく輩がいる
これもかなり少ない事だとは思いますが、旦那さんが面会に来ているとあるカーテン内から明らかにイチャついている音がして来た事がありました。
若い夫婦です。長期入院で寂しいんでしょうが、モラルに欠ける行為です。
妊娠中の方はわかると思うのですが、ちょっといやらしい妄想するとお腹カチカチに張りません?
わたしは切迫早産になってからその手の事は避けて避けて、旦那にも協力してもらってそういったそぶりは微塵も感じさせないようにしていました。
でもたまに夢で見てしまったりしてお腹カチカチなる事が何度もあり(どんだけ欲求不満 笑)性欲だけは蓋をしておきたい恐怖の感覚です
わたしはイチャイチャが始まってから気分が悪くなり、部屋を出て談話室でお茶を飲んだり本を読んだりして過ごしました。
仲がいいのはいいんですが、2人きりのときにどうぞって感じです。
入院中もっとも気分の悪い出来事でしたね
電話ができない
個室であればいつでも電話ができるのですが、大部屋は電話禁止のため一旦談話室なりへ移動が必要です。まぁ人に聞かれるのも嫌なのでいいんですが、
単純に面倒です
ルールを守らない人もいる
共同生活だからこそ、ルールを守る必要があります。
面会時間を過ぎても旦那さんとお喋りしていたり、大部屋は15歳未満入室禁止なのに小さい子を連れて来たり、みんなが寝ている時間に平気で電気を付けて歯磨きを始めたり、大部屋で電話をしたり。。
わたしの場合は、これすべて1人の人だったので多くの方はこういった感じでは無いのかな〜と思いますが
みんなが我慢することでフェアでいられることなので、なるべくルールを守るに越したことはないです。
大部屋の嫌なところばかり挙げましたが
良いところも少しは挙げておきます。
どこかで1人じゃ無いと思えるところや、お互い経過が順調そうであるとき、励まされます
部屋の雰囲気によってはカーテンを開けてお友達になるケースもあるそうですしね!
わたしの部屋はとてもそんな雰囲気ではありませんでしたが、言葉はかわさずともいつも応援している気持ちはあります。
同志たちという認識です。
産後追記
今となっては切迫の入院があってよかった事があります。
それはスタッフの方々と顔見知りになり仲良くなっていくことです。お産で入院となったときみんなが「おかえり!」と迎えてくれたり、仲良くなった方を担当にしてもらえたり、辛い時期を知っているからこそ共有できる喜びがたくさんあります。
なんでも相談しやすく、産後の入院生活も穏やかに過ごせました。
また、切迫で入院生活に慣れていたので産後の大部屋でもさほど周りを気にし過ぎず過ごせたり、入院してる独特の寂しさが薄れました。