植物はそれぞれ独自の免疫機構を持ち、抗菌物質を作って病原菌から身を守る。そのため、多くの病原菌は特定の植物にのみ感染できる。

ところが、灰色かび病菌はトマトやピーマンなどの野菜、ブドウなどの果物、花卉(かき)など1400種類を超える植物に感染する。




名古屋大学の研究チームは、灰色かび病菌内にある、植物が作り出す抗菌物質を解毒する酵素を合成する遺伝子をつきとめた。


これまで、灰色かび病菌への対策は、多湿を防いだり予防的に農薬をまいたりする方法が中心だったが、農作物の成長を促す微生物まで減らしたりする問題があった。


今後、狙った遺伝子の働きを抑える「RNA干渉」を用いた次世代農薬への応用を目指す。

RNA農薬なら灰色かび病菌の感染力だけを奪える。こうしたリスクを減らしやすい。


『参考資料』


https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/upload/20221222_agr.pdf


https://www.chukei-news.co.jp/news/2022/12/23/OK0002212230401_04/