『未知の贈りもの』(早川書房)の中で、「イカの目は、脳の性能に比べハイスペックすぎる」という説が書かれている。

優れた視力をもつイカの眼球は莫大な情報量を脳に提供するが、原始的な脳はそれを処理しきれないのだという。




これの「逆」が、人間にいえるのかもしれない。『脳と人工知能をつないだら、人間の能力はどこまで拡張できるのか』(講談社)にこのように書かれている。「脳の真のポテンシャルが、残念ながら今は、身体という制約で閉塞されている」。これは、人間の脳が身体機能に比べてハイスペックすぎる、ということを言っている。もし、私たちにエラや赤外線感知能力があったとしたら、脳はその機能を使いこなせるだけのポテンシャルを持っていると著者は言う。




最先端研究では「脳とAIをつなげる」研究が行われている。イーロンマスク率いるNeuralink(ニューラリンク)では、2021年には、1024本の電極を脳に埋め込んだサルが、コントローラーを使わずに脳活動だけで卓球ゲームをプレイできるようになったという成果が動画つきで発表され、話題になった。


人間の脳の可能性はどこまで広がるのだろう


『参考資料』


https://youtu.be/wTYQBOfqrHU