飲み込んで胃腸の様子を撮影するカプセル内視鏡は既に実現している。ただ小型化の難しさや、一時的とはいえ食用ではない電子機器を体内に入れる点が普及に向けた壁とされてきた。


今研究されているのは、可食素材のセンサー。2層のカプセルとアンテナが内蔵されており、腸内細菌の働きを測定できる。



外側のカプセルは胃を通過して腸で溶ける性質を持つ。内側のカプセルはライスペーパーででき、腸内細菌による分解で開く仕組みになっている。開くタイミングは腸内細菌の活性度が高いほど早くなる。

カプセル内部は極薄の金をアルファベットの「C」の形にしたアンテナが3つ内蔵されている。体外から電波を当てると特定の信号を返す。内側のカプセルが開いてアンテナが体液に触れると発する信号が変化するため、腸内細菌の活性度が体外から分かる。


このような、胃腸の状態を検査するデバイスだけでなく、これからはスマートウオッチやワイヤレスイヤホン、スマートコンタクトレンズや脳に埋め込むチップなど、人体とデバイスの一体化が進んで行くだろう。


『参考資料』


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC28APL0Y1A221C2000000/