エンジンは、中で燃料が激しく燃焼して、その急激に膨張(ぼうちょう)したガスでピストンを動かすことで、動力を発生しています。
この燃焼ガスが急激に膨張したときに、バーン! という破裂音(はれつおん)になります。そして排気管の先からこの破裂音が出てきたときに大きな音として聞こえてくるのです。
普通車は、大きなエンジン音をさせないように消音器という装置をつけています。
(車下に見える楕円形の部分が消音器)
排気管の先に大きな部屋を設けて、その中で破裂音を弱らせます。でも、この消音器は排気ガスが抜けるのを遅くしてしまい、エンジンの性能を下げてしまいます。
レーシングカーは速く走るために、車体をできるだけ軽く、エンジンの出力をできるだけ大きくします。消音器は重く、エンジンの力も下げますからつけません。さらに、排気ガスがすばやく抜けるように排気管を設計しますから、結果としてものすごく大きな音がするのです。
(レーシングカーのエンジン)


