テックエージェントのブログ


昨年の後半から、企業向けシステム開発案件の中で、VB.net(Visual Basic.NET)を使った開発案件が多くなり、私のところにも多くの問い合わせをいただいている。


中でも最近驚いたのは、未だにVB6(Visual Basic 6)が大手企業で使われていることであり、その多くがVB6のサポート切れにともない、VB.netへの移行するというプロジェクトであったことだ。


VB6が最初に出荷されたのは1998年であり、すでに14年が経過している。私のような中高年オヤジ世代にとって、当時BASIC言語のビジュアル版として発表された記憶があり、当時のVB6は経験の少ないプログラマでも簡単に開発をができる言語として多くのシステム開発、特に部門コンピューティング向け言語としての役割を担ってきた言語だ。


その当時の資産が未だに企業の主要な業務で使われているのだ。


VB6がここまでサポートされるほどの長寿命となったのは、シンプルな構造だったからだとも言われている。事実、マイクロソフトもしばらくはVisual Basic 6(VB6)のサポート期間を延長せざるを得なかったし、開発ツール自体はもうサポート対象外ではあるが、Windows 8でもVB6のランタイムが搭載され、引き続きVB6で開発されたアプリケーションは実行できるようにしてあるようだ。


マイクロソフトはVB6の後継言語としてより高度な機能を扱えるVisual Basic.NETをリリースしたが、これまで移行されることはなかったということのようで、最近ようやくユーザーが移行に踏み切ったという事情のようだ。


ただ、ユーザー企業向けVB.netのデザインパターンに当てはめて新たな新機能を追加しようと目論むベンダーの移行戦略とは裏腹に、いまだ移行に前向きになれないユーザーに対しては、マイクロソフトはWindowsが9や10になってもVisual Basic 6サポートしなければならないかも知れない…。