テックエージェントのブログ


私も新卒でエンジニア経験があるが、システム開発は失敗の連続である。


システム開発において、問題解決の意識が高いエンジニアは、自分のプロジェクトを取り巻く様々な問題をなんとかできないかと考え、理想的なソフトウェア開発を求める。向上心の高いエンジニアなら、休日も様々な資料やネットの文献を読み自己学習し、プロジェクト管理手法など、彼の周りに対して新しいメソッドを適用するように働きかける。


そのプロジェクトが比較的小さなチームで構成され、メンバーに仕事の進め方の裁量が与えられており、上司やメンバが彼を理解があれば、問題認識と解決も進みその中でレベルの向上を実感でき、彼と周りの人たちは充実感を感じるものである。


一方、中規模以上の組織では、既成のしがらみから抜け出すのは容易なことではない。老舗のSIerだったり、大企業の情報システム部門だったりすると、“きっちりやりたいまじめな人たち”によって品質の確保や均質化を目的とした決まりごとがルール化されているので、原則としてそれに従う事が要求される。


そのような環境で彼に出来ることは限られている。たとえば、組織の定めた標準開発プロセスがウォーターフォールであり、彼がアジャイル開発を試したいと思ったとしても、そのミスマッチを埋めることは困難だ。


そんな状況に失望した彼が考えるのは、「オレが偉くなってこの組織を変えてやる」と思う一方、「この組織にいたのでは何もできない。どこかにいるすばらしい仲間と仕事がしたい」と新たなフロンティアを求めて転職や起業を模索とか、そういうことになる。


一方、管理職世代になると、組織において与えられる責任が重くなって冒険しなくなる。自身の年齢の問題で転職が難しくなったり、マンネリ化しているからそもそも何が問題だったか忘れたりして、改革の志は尻すぼみになる。


若手の頃は経験が浅いが改革意欲に満ちているが、ベテランは経験豊富なのに波風立てなくなる。


転職・独立を志向する若手エンジニアには、そんな『革命児』が多いのかも知れない。