ドラレコの取り付け

 

 日  付    ハイオク    レギュラー   軽   油 
 2月21日 174円/ℓ 163円/ℓ 139円/ℓ
 

- もくじ -

 

 


◇ ドラレコの取り付け

今回は新型タントへのドライブレコーダーの取り付け作業になります。

 

このお車は当店で新車購入していただいたお車になります。

 

純正のドラレコは少しお値段がお高いので、今回は納車前に社外ドラレコを取り付けしたいと思います。

 

タントは令和4年10月に新型にモデルチェンジしたばかりで、車の入庫にもう少し時間が掛かると思っていたのですが、意外に早く入庫する事が出来ました。

 

当初、お客様には半年程度の納車期間が必要と説明していましたので、2カ月の短縮はとてもありがたいですね!

 

さて、ドライブレコーダーの取り付け自体はいつもやっている事なので取り立てて困難な作業ではありません。

 

新型車だからと言って取り付けに関して目新しい情報こそありませんが、折角写真も撮ったのでお付き合いください。

 

それではダイハツ/タントのドライブレコーダー取り付け作業、開始です!

 

 


◇ 作業開始です

それでは作業を開始していきましょう。

 

まずはいつも通りリアカメラの配線をしていきます。

配線はジャバラ内を通しますが、ダイハツ車の場合少し厄介な構造になっています。

 

先ずはジャンバラを分解します。

ボディ側の取り付けを取り外して、ゲート側も取り外します。

ゲート側はジャバラの根本でコネクタになっているので、簡単に配線を分離できます。

コネクタ自体はジャバラのホルダーから取り外して配線が通りやすいように分解します。

 

これでゲートへの配線下準備完了です。

 

あとは車体側の配線を済ませれば良いだけです。

 

新車と言う事もありますので、車体側の配線取り回しは特に気を付けなければならない作業です。

 

天井裏にカメラ配線を取り回しますが、無理やり隙間を作ろうとすると天張りに皺が入る可能性があります。

 

少しでも多く余裕を持たせるため、出来る限り分解していきます。

 

まずは左側のクウォーターパネルの内張を取り外します。

 

コレだけでも天張りが浮きますので隙間は出来るのですが、念のためもう少し分解しておきましょう。

 

こんな感じに天井の持ち手も取り外せばさらに配線がしやすくなります。

 

この車にはサイドにカーテンエアバックが装着されていますので、無暗に配線する事は出来ません。

 

カーテンエアバックの展張を妨げないよう、配線はエアバックの内側を通します。

まずは天張りの内側に針金を通して、配線を針金に括り付けます。

テレビアンテナの左側に針金が顔をだしました。ここにドラレコのリアカメラ配線を括り付け、後ろ側方向へ慎重に引っ張り出します。

天張りを浮かせているので簡単に抜けましたね。

 

多くの車種でこの方法をとりますが、今回はかなり簡単に配線が出てきてくれました。

天張りを通した配線をジャバラ内を通してリアゲート内に引き込みます。

こんな感じに配線を取り回します。

 

あとはジャバラを元通り戻せばリア配線は完成です。

ボディ側の配線カバーも取り付けます。左側に伸びている配線がリアカメラ配線です。

 

リアカメラはガラス中央に取り付けて、配線はハイマウントストップランプユニットの隙間から出しました。

ハイマウントストップランプユニットはボルト止めされていますので、配線をしっかりホールドしてくれそうです。

 

フロントカメラはこの位置に取り付けました。

電源配線はシガライター裏から取るかデッキ裏から取るか悩みましたが、今回はデッキ裏から取り出します。

モニターの後ろのパネルを取り外せばデッキを固定しているボルトが見えますので、コレを取り外せばデッキ裏にアクセスできます。

 

本当はシガライター裏から配線を取るつもりでしたが、意外にシガー配線が太かったので取り出しを断念。

 

ヒューズボックスからの電源取り出しは極力避けたいので、急遽デッキ裏から電源を取り出しました。

 

デッキから取り出した電源配線はAピラーの内側を通してドライブレコーダーへ。

 

カーテンエアバックが設定されている車種はAピラーの内張が取り外し難いですが、最近のダイハツ車は簡単に取り外しができるので助かりました。

 

 


◇ まとめ

それでは今回のまとめです。

 

今回は毎度おなじみのドライブレコーダーの取り付けでしたので、サックリとまとめました。

 

ダイハツ車の配線取り回しで一番注意したいのは、リアゲートと車体を繋げているジャバラ内に配線を通す作業です。

 

ゴム製のジャバラは通常はグロメットのように柔らかい構造になっていますが、ダイハツ車は中にプラパーツがあるため取り外しがとても面倒です。

下手に取り外してしまうとプラパーツが割れたり変形したりしますので、特に新車時は気を付けなければなりません。

 

構造さえ理解すれば簡単に取り外し出来ますが、一筋縄ではなかなかクリアできない部分です。

 

ダイハツ車のドライブレコーダー取り付け作業は少なくありませんし、何かいい方法を考えないとダメですね。

 

まぁ、それは今後の課題としましょう。

 

ちなみに、今回施工したボディコーティングはダイヤモンドKeePerです。

洗車頻度が少ない可能性があるお客様だったので今回はKeePerでと言う事になりました。

 

新車なのでecoプラスダイヤモンドKeePerで施工しても良かったのですが、ecoプラスはメンテナンスに専用液を使用しなければなりません。

 

悩んだ末、比較的メンテナンス費用が安価なダイヤモンドKeePerを施工しました。

 

理由は、お客様の駐車場にカーポートが設置されているので、普段から雨に濡れる機会があまり無い事が予測されるからです。

 

降雨で車が綺麗になると謳っているecoプラスダイヤモンドKeePerですが、雨に濡れる機会が少ないなら施工する理由がありませんからね!

 

話が逸れましたが、新型タントへのドライブレコーダー取り付け作業、完成です!

 


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