日  付    ハイオク    レギュラー   軽   油 
 8月10日 160円/ℓ 149円/ℓ 131円/ℓ
 

- もくじ -


 

 


◇ ナビの移植です

今回はナビゲーションの移植のご依頼です。

 

ナビは純正ナビ、社外ナビ共に移植が可能です。

 

純正ナビに関しては、同車種、同型式などの制約が厳しいですが、社外ナビは比較的自由度が高いです。

 

ただ、社外ナビでも最近のナビはモニターが大型化されているものが増えてきましたので、その場合は化粧パネルの交換が必要になりますので、それが販売されているかどうかが問題となります。

 

最近の車種であれば問題なく大型モニター用の化粧パネルが販売されていますので問題ありませんが、登録後10年経過している車種は販売されていないかもしれません。

 

純正ナビを同車種に移植する場合も注意が必要です。

 

年式が変わると配線が全く別物になったりもしますので、ポン付けで取付出来ない場合があります。

 

その場合は諦めるか、根気強く調べて配線カプラーの移植等で対応するしかありません。

 

今回のご依頼は、純正オーディオを取外して他車から社外ナビを移植する作業です。

 

幸い他車も同メーカーの車だったので、配線は使えたので助かりました。

 

それではホンダ/バモスのナビ移植作業、開始です!

 

 


◇ 配線をしていきます

それでは、配線から片付けていきましょう。

 

先に他車からナビと配線を取り外し、バモスから取り外した純正オーディオを取り付けます。

 

こちらは写真がありません。

 

次に、取外したナビをバモスに取り付けます。

 

まずはアンテナ配線から。

 

もともとドライブレコーダーが取り付けられていましたが、ご自分で取り付けたらしく、配線がむき出しのままシガーライターヘ直接プラグインしていました。

 

アンテナを取り付けるのに邪魔になるので、ご依頼にはありませんでしたがドラレコ配線も一緒に隠しましょう。

先にアンテナ配線をピラー内に通してから、ドラレコ配線を一纏めにして芋蔓式に通します。

 

今回はマイク配線も同じところを通しました。

ルームミラーの右側がマイク、左側にドラレコとテレビアンテナですね。

 

ワンセグテレビなので、テレビアンテナは一か所だけです。

 

配線を隠すとスッキリしました。

 

アンテナは貼り付け式なので、他車からの移植は無理です。

 

その為、貼り付けアンテナを購入してから取り付けをしなければなりません。

 

今回のナビはパイオニアのナビだったので、このセットが必要です。

貼り付けアンテナとアンテナ線の台座です。

 

左が新しいアンテナ台座、右が他車から取りはずしたアンテナ線です。

 

台座を入れ替えるとこうなります。

昔は両面テープをチマチマ切って作ったものですが、最近は便利になりました。

 

アンテナ配線の次はナビ配線です。

 

電源、スピーカー線は専用カプラーを使用するのでチョロいのですが、問題は車速線とバック線とサイドブレーキ線の結線です。

 

トヨタ車は随分前からナビ裏に上記3線の専用カプラーが来ていますので、ちょちょいと配線できましたが、今回の車はバモスです。

 

少し古いホンダ系は配線がヤヤコシイのです。

 

しかし、今回は運転席側のヒューズボックス内の集中ターミナルから取り出しできました。

ステアリング右下のカバーを取り外します。

 

するとこんなのがあります。

右側がヒューズボックスで、その隣のカプラー類から取り出します。

 

まずは車速信号から。

車速信号が出ているNO25にはカプラーが入っていませんので、直接ココに結線します。

 

極小端子を使用します。もしかしたらあまり売られていない可能性もあります。

 

こんな感じで仕上げて、先ほどの端子に差し込めばOKです。

 

バック信号はこちらから取り出します。

NO23カプラーの一番上の線がバック信号線です。

 

年式や車種で位置が変わりますので、注意が必要な部分ですね。

 

この配線に白カニさんで結線します。

 

右〇がバック線、左〇が車速線です。

 

ここまで終われば後は簡単です。

 

 


◇ ナビ本体の取り付けです

ホンダ車の場合はナビ本体を化粧パネルと合体させてから、車に取り付けます。

 

ホンダ車のナビ取付化粧パネルは取外しが厄介な事が多いです。

 

他のメーカーはナビを取り付けてから最後に化粧パネルを取り付けるので、分解時はその逆に化粧パネルから取り外します。

 

その感覚でホンダ車の作業をすると、酷い場合は化粧パネルが粉砕する事もあり得ますので、作業書などが手に入ればGOODです。

 

ホンダ車の化粧パネルの取外しが厄介な理由は、どこかにボルト止めしている箇所があるからです。

 

そのボルトを取り外すためにエアコン操作パネルを取り外したりしなければならない事がある為、他メーカーの車より数倍手間が掛かります。

 

今回のバモスはボルト止めされていませんでしたので助かりました。

 

取り外した化粧パネルとナビを合体させて、配線を取り付けてから化粧パネルごと車に取り付けます。

 

完成ですね!

 

今回のご依頼に無かったので、ドライブレコーダーはシガーライターから電源を取っています。

 

 


◇ まとめ

それではまとめです。

 

今回はナビゲーションの移植作業でした。

 

車種により取り付けが出来ない場合がありますので、全ての車において作業が可能と言う訳ではありませんが、ナビゲーションは移植が可能ですよ的なお話でした。

 

移植が困難なケースは、ナビの取り付け化粧パネルが販売されていなかったり、純正オーディオ以外の取付を前提としていない車種だったりします。

 

移植をお考えの方は事前に下調べをしてからの取り付けが必要になりますのでご注意を!

 

判らない場合はご相談いただければお調べする事も可能ですので、店舗スタッフにお声掛け下さい。

 

という事で、ホンダ/バモスのナビゲーション取付作業、終了です!

 

ちなみに、今回のバモスは我が家のバモス君ではありません。

 


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