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またひとり大好きなヒトが旅立ってしまった。



彼の紡ぐ音は水面に写った風景のように風向きに応じてたゆたう。
誰にも似てないのに、誰からも愛されるステキな音の塊。


なぜ?


水面に映る景色は風に吹かれて、すべてなんにでも寄り添うようにぐにゃぐにゃカタチを変える。
だれかの心もちに合わせてそっと傍にいることなんてお手のもの。


彼のひととなりだって、まさしく音を体現してた。
実際話したことはないけど、水のような人だったろう。どこにもするっと染み渡る。



だから一度会いたかったよ、ハラカミさん。


きっとどーでもいいことしか話せないだろうけど。それでいいや。


Sense of wonderのライブでみんな笑って聴いてた。あははって。大笑いしたもん。大友さんもユザーンもすごい楽しそうだった。お客だってみんな笑顔。あんなライブはじめて見た。楽しかった。ありがとう。
芝生の上のあそこにいたこと自慢していよね?





まだなーんちゃってって出て来そうだけど、それはあまり期待せず、俺の方から呼び出すよ。貴方の音はずっ~と伝えてくらから。

まぁタイミングみてまたおいで。じゃあね。また。








hajimeeeee


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「リビルド以前の益子」連載中ですが、すいません。いろいろ本に掲載されました。

せっかくなのでお知らせを。

「炎芸術」2011秋
7/31から始まる「白の時代」が取り上げられてます。展示会について詳細はまたあとで。明日レセプションです。タムラ益子最後の仕事。haji's last stand in MSK.
記事によるとタムラの磁器土の扱いは「そっけない」らしい。そう見えるのかぁと。



「月刊美術」8月号
なかなかありそうでなかった特集です。現代陶芸をさらりと概観した特集になってます。興味深く読みました。
青木くんの「神です」大爆笑に大爆笑。さすが界王さま。
さらになんと出身した早稲田の陶芸部すら取り上げられてます。このリサーチ力はすごい。これからじわじわいきます。



「旅」9月号
表紙のしまおさんに萌え。
これは楽しい企画だったし、取材でした。客観的に見ても益子への旅特集ではピカイチ。
なんと「ビルマ汁」のレシピが公開されてます。タムラはビルマ汁の器、マジラーボウルを作りました。この写真、素晴らしいです。是非ご覧ください。




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hajime tamura






4.大阪 一日目~心象


翌日、品川から新幹線で大阪へ。

大阪、阿倍野近鉄では数年前から参加してる『へうげもの』とのコラボレーション展が始まってました。

照明を落として薄暗くなった品川駅はやはり異常。なんともいえない重苦しいプレッシャーは関東全体を覆ってるように感じました。
今思うとこのプレッシャーから逃げたしたかったのでしょう。
新幹線に乗り込むと少しだけほっとして新大阪までぐっすり。

それでも新大阪駅で御堂筋線に乗り換えようと切符売場に並んでも、やはり東京で感じた人たちの落ち着かなさ、ざわざわが続いてました。まだ新大阪は東京から地続きのようです。震災から間もないから当たり前なんでしょう。

少しだけげんなりして切符を買って阿倍野近鉄へ向います。

それでも電車の中の大阪の雰囲気は大分和んでいました。大阪弁のプラスのエネルギーはすごいなぁと。他愛無いおばちゃんの話を聞いてるだけで、それだけでなんかいいのです。「他愛無い」ことの尊さ。

会場に着くと見知った顔が。昨日青山にいた面子も妙な邂逅。

無事に自分の作品も届いたようでひと安心。
近鉄の方やスタッフの方にもご挨拶。震災の話をして写真を見せるとだんだん表情が変わっていきます。なんだか申し訳ない感じ。

今回、自分の他に益子から竹下鹿丸くんも参加しました。彼の薄手の焼締の作品もきちんと並んでます。聞くと地震の日に届いたとのことでした。彼は同時代の益子の作家のなかでも仲がよく、尊敬できる作家。親父さんと作った窯には何度か茶碗を入れてもらったことも。
今回の揺れは彼の住んでる益子北部が酷く、彼の薪の窯も倒壊。ここに並んでる作品はもう焼けないのです。

スタッフの方も絶句。そりゃそうです。

薪の窯は、焼くたびに育つもの。新しくしたからといって同じように焼くことはできません。もちろん再建には時間もお金もかかります。ガスや電気窯とは比べようもない。
益子には50基ほどの薪窯がありました。9割以上が倒壊したと聞いてました。実際自分の眼で確認できた無事(比較的)な窯は3基程度。
(震災から4か月以上経った現在、まだ再建して焚くことのできるようになった薪窯はないようです。今だに倒壊した窯の整理、レンガの選り分けといった作業が続いてます。鹿丸はなんとか夏中には窯を仕上げて10月に初窯個展すると話してます)
自分の使ってるガス窯は問題ないとのことでした。時間も手間もかかるだろう薪窯を使ってる人たちに比較的被害の少ない自分はなにができる?
益子のなかでも被害の大小がものすごく開いてます。



ともかく仲間でご飯。
そのうちひとりが千葉で制作しています。
家族で避難していた最中にガスコンビナートの火災を見たようです。自分はそれがどういったことかよくわからなかったのですが、彼の「あの光景は子どもには見せたくなかった」という呟きが忘れられません。
食べたのはチキン南蛮。美味かった。



会場に戻ると大阪の友人たちがちらほら。益子のこと、自分のこと、いろいろ話して少しだけハイに。「普通」に「当り前」なヒトと話してると、なんとなく落ち着いてきます。自分があまりに「非日常」。少しだけ「日常」に戻してくれるように感じるのです。それでも澱のようにさまざまな心情がなくなることはないのですが。


惜しくも盲腸で前日青山に来れなかった作家仲間。一日だけ病院を抜け出して会場に現れました。金くん、元気そうでなにより。

みんな揃ったとこで記念撮影。

夜は少しだけたくさんのお酒。

大阪一日目でした。


written by tebokehand



hajime tamura
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