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インタビュー取材を受ける alan は、赤と黒のとってもカワイイ!、タータンチェックのワンピースを着こなしていました。
ORICON STYLE alan特集!
alan『映画『レッドクリフ Part 1』主題歌!美しい歌声の魅力とalanの素顔に迫る!!』-ORICON STYLE ミュージック
取材:文:三沢千晶 写真:草刈雅之
全世界が注目する映画『レッドクリフ Part 1』(11月1日日本公開)の主題歌「RED CLIFF~心・戦~」を歌うのが、中国四川省出身の21才のalan。「明日への讃歌」でデビューして、早1年。愛と平和を歌う美しくも哀しい歌声が、世界を魅了する!
映画『レッドクリフ Part 1』 alan インタビュー
自分のやりたいことが少しずつ明確になってきた。カンヌ国際映画祭で歌ったときは、ドキドキしました!
――『三国志』は、歴史の授業で習うんですよね。
はい。小学校の授業でもあります。小さいときはゲームもやっていました。私の故郷には、劉備(りゅうび)のお墓があるんですよ。
――映画『レッドクリフ Part 1』の主題歌を歌うことが決まったときには、どう思いましたか?
まだデビューして1年にもならない新人の私が、こんなに壮大な映画の主題歌を歌えるなんて、光栄だと思いました。しかも世界で公開されるなんてすごいです。カンヌ国際映画祭で歌ったときは、とてもドキドキしました!でも気持ちよかったです。中国の映画祭にも出ることができたし、今度は東京国際映画祭にも出ることができるなんて。映画『レッドクリフ Part 1』と監督のジョン・ウーさん他、全てのスタッフに感謝しています。
――歌を聴いたときの印象はどうでしたか?
私の今までのシングルとは雰囲気が違いますね。だから初めて聴いた人には新鮮だと思います。歌を聴いて、まずアジアという印象がありました。ジョン・ウーさんはハリウッドの監督さんなので、ハリウッドの壮大な映画主題歌という印象もあります。この曲は、中国語バージョンと日本語バージョンがあるんですよ。日本語バージョンは中国語よりも内面的な優しさがあると感じました。
愛する人を守るという信念の歌
――私はこの曲を聴いて、(映画の主要人物である)周瑜(しゅうゆ)の妻・小喬(しょうきょう)の気持ちを歌っているのではないかと感じたのですが。
私もいろんなことを考えました。歌う前にジョン・ウーさんからお話を聞いたのですが、「あなたは、周瑜の妻ではない。女優でもない。あなたは平和の鳩です。空を飛んで、地上でみんなが何をしているのかを見ているんです。その気持ちを歌っている曲です」というお話でした。たとえば戦争であったり、周瑜と妻の物語、いろんなことが起きている、すべてを見ているんです。
――もっと大きな愛の歌なんですね。
戦争はたくさんの人が死ぬのに、なぜみんな戦争に行くのか?それは愛なんですよね。愛する人を守るという信念があるんです。
――男性は三国志に出てくる武将にロマンを感じる人が多いけど、女性は愛の物語に惹かれますよね。
そうですね。女の子は、周瑜と小喬の愛の物語が好きだと思いますよ。小喬は本当にすごい女性だと思います。
――alanさんの歌声はとてもソウルフルですね。
ありがとうございます。レコーディングは日本語の発音が難しくて大変でしたけどね!
――映画の最後に、自分の歌が流れてきたときには、どう思いましたか?
試写会で観たんですけど、恥かしくて帰りたかったです(笑)。でも、終わったときにみんなが拍手をしてくれてうれしかったし、ホッとしました。映画館で上映されたときにエンディングでこの歌が流れる前に、“みんなが帰ってしまったらどうしよう?”って思いますね。この曲が流れたときに、もっと感動が大きくなるから、最後まで聴いてほしいな。
――最後に今後の目標を教えてください。
私は私のできることをやって、日本でがんばります!ヨロシクお願いします。
写真:草刈雅之
CLOSE UP alan
Q1.日本に来てからの最大のハプニングは?
いっぱいありますよ。日本に来た当時は友達も両親もいなくてひとりぼっちだったこと。最初は日本語もわからないし、しゃべれなかったから。あと、日本は物価が高い(笑)。男性は女性を大事にしてくれますね。それとビックリしたのは、地震がよく起こることです。レコーディングのときも揺れて、私は怖くて机の下に隠れたんですよ。今はもう慣れて、夜揺れたとしてもグ~グ~寝ています(笑)。
Q2.オフの日は、どんなことをしていますか?
基本的に寝ています(笑)。日本に来てすぐの頃は、かわいいモノがたくさんあって、よくショッピングに行ってました。友達と一緒のときは行きますけどね。1人の時間も大事ですね。DVDを観たりして過ごします。おもしろかったのは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが主演の『ミスター&ミセス・スミス』。『ナルニア国物語』『ロード・オブ・ザ・リング』、あとはアニメ作品も好きですね。今観たい作品は、アンジェリーナ・ジョリーの新作『ウォンテッド』です。
Q3.普段のファッションは?
いつもはジーンズにスニーカーという、ラフな格好です。最近は、ブーツが好きですね。ブーツをはくと、足が長く見えるでしょ?(笑)。
Q4.子供の頃はどんな子でしたか?
おてんばな子どもで、いつも傷をいっぱい作ってました。とても自由に育てられました。みんなで山に登ったり川で泳いだり、木の枝を剣にして男の子みたいに遊んだり。だから両親はとても心配してたと思いますよ(笑)。
Q5.二胡(にこ)を始めたキッカケ
<両親が私に二胡を習わせたのも、私を、おしとやかな女の子にさせたかったからなんですよ。私も最初は“これ何?”みたいな感じで興味がありました。でも、なかなかキレイな音が出せなくてつまらなかったんです。でも両親に「ガマンして続けなさい」と言われて。それからがんばってキレイな音が出せるようになったら楽しくなりました。br />
Q6.歌手になりたいと思ったキッカケは?
歌うことは小さい頃から大好きでした。でも、アーティストは遠い存在だと思っていたので、自分がなりたいとは思わなかったんです。二胡はずっと習っていたので、二胡の奏者になりたいと思っていました。歌手になりたいと思ったのは、大学に入って本格的に声楽の勉強を始めてからですね。歌手になれたことは夢みたい。今も夢を見ているみたいです(笑)。
Q7.生まれ育った美人谷(丹巴)はどんなところですか?
ビルは少ししか建っていないので、東京とは違いますね。標高が高くて自然がいっぱいあるんですよ。そこに住んでいる人たちは、とてもやさしくて、親切。踊りや歌がとても好き。美人谷ですから、美人はたぶん多いですね(笑)。でも、みんな仕事や勉強をするために都会に出ているので、たぶん今はいませんね・・・(笑)!
Q8.AVEX CHINAのオーディションでは緊張しましたか?
ぜんぜん緊張しませんでした。私は大学でJ-POPの勉強をしたんですよ。私がオーディションを受けたきっかけは、“絶対に合格するぞ!”という気持ちではなく、日本の有名なプロデューサーや作曲家の方のアドバイスを聞いて勉強をしたかったからなんです。
Q9.日本でデビューしたいと思っていましたか?
特に思っていませんでした。私がラッキーだったのは、エイベックスの社長がオーデションに来てくださっていたことです。最初は社長とは知らなくて、「日本でデビューしないか?」と聞かれて「いいよ!」って答えたんです(笑)。あとで、社長だと知ってビックリしました!その後、日本に行ったときに『a-nation』のステージを観たんですが、その時に私も“このステージに立ってみたい”と思いました。
Q10.子供の頃、憧れていた人は?
フェイ・ウォン(中国)、ジェイ・チョウ(台湾の歌手)、日本では安室奈美恵さん、夏川りみさんです。最近は、東方神起さんも好きです。
【alanがオススメする映画の見どころ】
まずは壮大なところです。船が3千隻出てくるんですが、CGではなく、すべてホンモノなんですよ!それと、私はヴィッキー・チャオが演じている孫権(そんけん)の妹・尚香(しょうこう)という人物が好きなんです。お姫様なんだけど、男っぽくてとても強いんです。すごくかわいいです!
以上、取材:文:三沢千晶 写真:草刈雅之
もう、『映画『レッドクリフ Part 1』を見に行くしかないですね。明日から東京国際映画祭が開催されます。